【障害福祉サービス】届出率87%の陰で——処遇改善加算(新加算)、サービス別格差が示す5つの現実
福祉の現場に関わる人間として、この数字を正直に受け止めたい。 厚生労働省が公表した令和6年度の処遇改善加算届出状況。対象6,543施設・事業所がどう動いたか——「87%が届け出た」という数字の裏側を読み解くと、制度設計と現場の間にある根本的な齟齬が見えてくる。 そもそも「新加算」…
Digital of eXperience | 体験の見える化から、組織は変わる。
Note Index
note記事を10件ずつ、新しい順に表示しています。
Note Articles
682件中 10件
福祉の現場に関わる人間として、この数字を正直に受け止めたい。 厚生労働省が公表した令和6年度の処遇改善加算届出状況。対象6,543施設・事業所がどう動いたか——「87%が届け出た」という数字の裏側を読み解くと、制度設計と現場の間にある根本的な齟齬が見えてくる。 そもそも「新加算」…
「ホームページの問い合わせフォームから送信したのですが、回答がないので電話しました」 この一言で、はじめて異変に気づきました。 問い合わせフォームはGoogleフォームで作成していました。送信先はGoogleスプレッドシートに連携しており、回答データ自体は問題なく保存されていまし…
医療・介護・障がい福祉の事務担当者の皆様、本当にお疲れ様でした。 2026年5月15日(金)、6月からの新報酬を算定するための「加算届出の最終締め切り」という、今年度最大の事務的関門を通過しました。14日・15日は厚生局のシステムにアクセスが集中し、冷や汗をかいた方も多かったので…
この「AUL C-ISIT(シージット)」は、私の経験上、感じていることをアプリにしました。 ・利用者さんが事業所を変更するたびに、本人やご家族に何度も同じことを聴かなければいけない ・KPを担っているご家族は、すでに何度も同じこと話していることに疲弊している ・事業所と家族間の…
Obsidianを使っていると、こんな悩みがありません? 「PCの中にあるPDF、画像、動画、音声ファイルを、Obsidianから探せるようにしたい」 しかし、すべてのファイルをObsidianのVault内へ入れようとすると、すぐに問題が出ます。 Vaultが重くなる。 元フォ…
ここまで4回にわたって、加算制度の構造と、それが現場にもたらす光と影を見てきました。最終回は、制度改革の現在地と、これからあるべき姿について考えます。 変化の兆し:一本化とデジタル化 令和6年度の報酬改定では、複雑に絡み合っていた処遇改善関連の3つの加算(処遇改善加算・特定処遇改…
介護・医療の不正請求のニュースが後を絶ちません。しかしその背景には、「悪意ある事業者」だけでは説明しきれない、制度の構造的な問題が潜んでいます。 複雑な制度が「不正の温床」を生む 制度が複雑であればあるほど、形式的な書類を整えるだけで「中身のないケア」でも報酬を受け取ることが可能…
夜勤明けに書類を書く。休日に委員会の議事録を作る。利用者と向き合う時間より、パソコンの前に座る時間の方が長い——。 これは誇張ではなく、多くの介護・医療・福祉の現場で起きているリアルです。 事務負担は限界を超えている 加算を取得・維持するために現場が求められる書類は、膨大な量に上…
「加算は取れればラッキー」——そんなふうに思っている人がいたとしたら、現場の実情からは大きくかけ離れています。多くの事業所にとって、加算は経営を成り立たせるための生命線です。 基本報酬だけでは赤字になる 厚生労働省の調査を見ると、衝撃的な数字が浮かんできます。 居宅介護支援では、…
もともとは下記記事で紹介していたツールをObsidianのプラグイン申請をしようというところから始まりました。やっていくうちに、「pythonでやってることよりシンプルにしたら、どうなる?」ところが、今回作ったツールの原点です。 Obsidianで文書管理をしようとすると、どうし…