障害福祉サービスの不正受給はなぜ止まらないのか──「誰も検証しない書類」が唯一の関門になっている構造問題
結論から言う。障害福祉サービスの経歴詐称型の不正受給が繰り返される理由は一つに絞れる。指定申請の審査で経歴の真正性を確認できる書類が、実質「実務経験証明書」という前職事業所発行の私文書一枚しかなく、しかも誰もその裏取りをしていないからだ。 国保連の請求処理はシステム化されている。…
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結論から言う。障害福祉サービスの経歴詐称型の不正受給が繰り返される理由は一つに絞れる。指定申請の審査で経歴の真正性を確認できる書類が、実質「実務経験証明書」という前職事業所発行の私文書一枚しかなく、しかも誰もその裏取りをしていないからだ。 国保連の請求処理はシステム化されている。…
本レポートは、独立行政法人福祉医療機構(WAM)が2026年7月に公表した「2024年度 日中活動系障害福祉サービスの経営状況について」(生活介護・就労継続支援A型・就労継続支援B型、融資先の決算報告に基づく分析)の結果を整理したものである。 結論:就労継続支援A型は赤字事業所割…
国保連の簡易入力ソフトから出力されるCSV。 介護・障がい福祉の現場では、毎月の請求業務で当たり前のように扱われています。 しかし、そのCSVを経営判断や運営改善に活用できている事業所は、非常に少ないと思っています。 理由は単純です。 CSVには請求金額、利用者数、サービスコード…
就労継続支援B型は、A型とは違い、雇用契約を結ばない福祉サービスです。 最低賃金を支払う雇用関係ではなく、本人の体調や障害特性に合わせて、生産活動や社会参加の機会を提供する。 この説明だけを見ると、B型はとても福祉的な制度に見えます。 毎日働くことが難しい人。 長時間の作業が難し…
「田中さん、最近なんか元気ないよね」 現場でそう感じたとき、何ができますか? 声をかける。様子を見る。でも、どこに問題があるのかは数字で見えない。 介護施設の離職は「突然」起きているように見えて、実はずっと前から兆候がありました。支援が詰まる。スタッフが疲弊する。やりがいが消える…
導入:在宅支援は「便利な選択肢」から「制度の歪みが出やすい領域」へ就労継続支援の在宅支援は、コロナ禍をきっかけに一気に普及しました。 在宅で訓練や作業ができるのは、体調変動がある人や移動が難しい人にとって確かに救いになります。 ただ、現場にいるとこう感じる瞬間が増えました。 在宅…