エグゼクティブサマリー
第7-1表 都道府県別 施設介護サービス受給者数(当年度累計)
介護老人保健施設

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 介護老人保健施設

出典:07-1t_介護老人保健施設.xlsx 第7-1表 都道府県別 施設介護サービス受給者数(当年度累計)
生成日時:2026-09-21 19:05

概要

本サマリーは、07-1t_介護老人保健施設.xlsx(第7-1表 都道府県別 施設介護サービス受給者数(当年度累計))をもとにした分析である。

実数では「北海道」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(介護老人保健施設 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「北海道」、「茨城県」、「愛知県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「東京都」は実数では1位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「徳島県」の183.2(全国平均の1.61倍)、最も少ないのは「東京都」の79.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(徳島県)と最小(東京都)の差は2.29倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数1位の東京都は、人口で揃えると47位|施設介護サービス受給者数(介護老人保健施設)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第7-1表 都道府県別 施設介護サービス受給者数(当年度累計)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県介護老人保健施設 / 合計(人)
東京都252,398
大阪府231,500
神奈川県223,260
愛知県198,819
埼玉県183,972

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば東京都。実数では1位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位まで下がります(79.8/全国平均114.0)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
徳島県183.244,29935位
鳥取県179.231,83344位
岩手県171.969,54423位
秋田県158.356,13529位
新潟県153.0109,24512位

全国平均は114.0です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
東京都79.8252,398
滋賀県90.734,519
埼玉県92.9183,972
神奈川県94.7223,260
高知県95.922,989

地域差は、思っているより大きい

最も多い徳島県(183.2)と、最も少ない東京都(79.8)の差は、2.29倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位徳島県183.244,29935位
2位鳥取県179.231,83344位
3位岩手県171.969,54423位
4位秋田県158.356,13529位
5位新潟県153.0109,24512位
6位宮城県150.899,16013位
7位茨城県148.9128,25711位
8位富山県142.546,93533位
9位福井県142.133,06242位
10位香川県141.642,50938位
11位三重県140.474,23319位
12位福島県139.081,85917位
13位青森県138.257,76127位
14位大分県137.851,44231位
15位鹿児島県136.171,13621位
16位愛媛県134.758,92726位
17位岡山県133.675,35618位
18位奈良県132.755,98130位
19位山形県131.246,88734位
20位長野県131.085,35715位
21位静岡県129.9142,81510位
22位長崎県129.456,60928位
23位熊本県129.271,37720位
24位石川県128.542,92637位
25位山梨県127.432,28843位
26位佐賀県127.131,76045位
27位和歌山県126.938,61539位
28位沖縄県124.744,24536位
29位群馬県120.369,70022位
30位島根県116.626,16246位
31位広島県114.593,71814位
32位京都府114.183,56616位
33位岐阜県112.868,08224位
34位福岡県110.3157,4889位
35位山口県108.949,38632位
36位北海道107.3178,3096位
37位栃木県107.061,35225位
38位兵庫県106.2167,9207位
39位愛知県104.6198,8194位
40位宮崎県100.535,25240位
41位大阪府98.6231,5002位
42位千葉県96.3167,5818位
43位高知県95.922,98947位
44位神奈川県94.7223,2603位
45位埼玉県92.9183,9725位
46位滋賀県90.734,51941位
47位東京都79.8252,3981位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は徳島県(183.2)、全国平均は114.0
  • 東京都のように、実数1位・人口比47位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.29倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-21 19:05

介護サービス利用状況データを読む 介護老人保健施設
実数では「北海道」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(介護老人保健施設 / 要支援1上位3項目)

北海道
1
人
茨城県
1
人
愛知県
1
人

上位サービス利用規模(介護老人保健施設 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(介護老人保健施設 / 要支援1)
上位3項目は「北海道」、「茨城県」、「愛知県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「東京都」は実数では1位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「徳島県」の183.2(全国平均の1.61倍)、最も少ないのは「東京都」の79.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(徳島県)と最小(東京都)の差は2.29倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(介護老人保健施設 / 要支援1順)

項目介護老人保健施設 / 要支援1
人
介護老人保健施設 / 要支援2
人
介護老人保健施設 / 要介護1
人
介護老人保健施設 / 要介護2
人
介護老人保健施設 / 要介護3
人
介護老人保健施設 / 要介護4
人
介護老人保健施設 / 要介護5
人
介護老人保健施設 / 合計
人
北海道1134,89840,10438,48641,88622,933178,309
茨城県1-17,115---19,859-
愛知県1324,20442,85847,97956,07227,702198,819
京都府1-------
兵庫県1-19,25831,07541,27949,56226,745167,920
広島県12------
青森県00------
岩手県0-------
宮城県0-------
秋田県0-------

出典: 第7-1表 都道府県別 施設介護サービス受給者数(当年度累計) 原表: 07-1t_介護老人保健施設.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。