エグゼクティブサマリー
第6-1表 都道府県別 地域密着型(介護予防)サービス受給者数(当年度累計)
第2号被保険者

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者

出典:06-1t_第2号被保険者.xlsx 第6-1表 都道府県別 地域密着型(介護予防)サービス受給者数(当年度累計)
生成日時:2026-09-21 04:57

概要

本サマリーは、06-1t_第2号被保険者.xlsx(第6-1表 都道府県別 地域密着型(介護予防)サービス受給者数(当年度累計))をもとにした分析である。

実数では「愛知県」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「愛知県」、「鹿児島県」、「秋田県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「福岡県」は実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと43位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の5.8(全国平均の1.62倍)、最も少ないのは「大分県」の1.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は3.16倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数10位の福岡県は、人口で揃えると43位|地域密着型(介護予防)サービス受給者数(第2号被保険者)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第6-1表 都道府県別 地域密着型(介護予防)サービス受給者数(当年度累計)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第2号被保険者 / 合計(人)
東京都14,301
神奈川県13,676
大阪府9,037
千葉県7,250
北海道6,605

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば福岡県。実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと43位まで下がります(2.4/全国平均3.6)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
神奈川県5.813,6762位
富山県5.31,73924位
東京都4.514,3011位
福島県4.32,54911位
千葉県4.27,2504位

全国平均は3.6です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
大分県1.8686
高知県2.0485
福井県2.1493
徳島県2.2528
福岡県2.43,444

地域差は、思っているより大きい

最も多い神奈川県(5.8)と、最も少ない大分県(1.8)の差は、3.16倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位神奈川県5.813,6762位
2位富山県5.31,73924位
3位東京都4.514,3011位
4位福島県4.32,54911位
5位千葉県4.27,2504位
6位愛媛県4.21,82222位
7位秋田県4.11,46929位
8位滋賀県4.01,51528位
9位北海道4.06,6055位
10位大阪府3.89,0373位
11位栃木県3.72,09318位
12位香川県3.61,09336位
13位沖縄県3.61,28232位
14位鹿児島県3.61,87220位
15位山梨県3.690639位
16位長崎県3.51,53927位
17位宮崎県3.51,22334位
18位静岡県3.53,8289位
19位兵庫県3.45,3348位
20位和歌山県3.41,02537位
21位群馬県3.31,93119位
22位長野県3.32,16416位
23位岩手県3.21,31231位
24位青森県3.21,35530位
25位新潟県3.22,29113位
26位岡山県3.21,79823位
27位宮城県3.22,09517位
28位京都府3.22,31212位
29位三重県3.11,64425位
30位岐阜県3.11,84921位
31位埼玉県3.06,0066位
32位熊本県2.91,62626位
33位愛知県2.95,5847位
34位奈良県2.91,23433位
35位石川県2.790938位
36位山口県2.71,22235位
37位佐賀県2.767042位
38位鳥取県2.747447位
39位広島県2.72,17015位
40位茨城県2.62,26214位
41位島根県2.557143位
42位山形県2.589440位
43位福岡県2.43,44410位
44位徳島県2.252844位
45位福井県2.149345位
46位高知県2.048546位
47位大分県1.868641位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は神奈川県(5.8)、全国平均は3.6
  • 福岡県のように、実数10位・人口比43位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは3.16倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-21 04:57

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者
実数では「愛知県」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第2号被保険者 / 要支援1上位3項目)

愛知県
33
人
鹿児島県
31
人
秋田県
30
人

上位サービス利用規模(第2号被保険者 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)
上位3項目は「愛知県」、「鹿児島県」、「秋田県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「福岡県」は実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと43位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の5.8(全国平均の1.62倍)、最も少ないのは「大分県」の1.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は3.16倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第2号被保険者 / 要支援1順)

項目第2号被保険者 / 要支援1
人
第2号被保険者 / 要支援2
人
第2号被保険者 / 要介護1
人
第2号被保険者 / 要介護2
人
第2号被保険者 / 要介護3
人
第2号被保険者 / 要介護4
人
第2号被保険者 / 要介護5
人
第2号被保険者 / 合計
人
愛知県33288281,6731,2621,0527085,584
鹿児島県3134------
秋田県3024---14349-
神奈川県27262,4364,5922,7261,9991,87013,676
愛媛県26-------
長野県240623-----
広島県24-----539-
熊本県22-------
福井県20-897711771107493
北海道19331,8241,7151,3478458226,605

出典: 第6-1表 都道府県別 地域密着型(介護予防)サービス受給者数(当年度累計) 原表: 06-1t_第2号被保険者.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。