エグゼクティブサマリー
第4-3-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -(再掲)第1号被保険者の3割負担対象者分- (年度末現在)
-90歳以上-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む -90歳以上-

出典:04-3-2t_90歳以上.xlsx 第4-3-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -(再掲)第1号被保険者の3割負担対象者分- (年度末現在)
生成日時:2026-09-19 05:13

概要

本サマリーは、04-3-2t_90歳以上.xlsx(第4-3-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -(再掲)第1号被保険者の3割負担対象者分- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(-90歳以上- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「神奈川県」、「大阪府」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「北海道」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと30位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「東京都」の3.1(全国平均の2.11倍)、最も少ないのは「青森県」の0.4です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(東京都)と最小(青森県)の差は6.97倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数9位の北海道は、人口で揃えると30位|要介護(要支援)認定者数 男 (第1号被保険者の3割負担対象者分)(90歳以上)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-3-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -(再掲)第1号被保険者の3割負担対象者分- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県-90歳以上- / 合計(人)
東京都9,853
神奈川県6,357
大阪府3,660
愛知県3,172
千葉県2,797

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば北海道。実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと30位まで下がります(0.9/全国平均1.5)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
東京都3.19,8531位
神奈川県2.76,3572位
京都府1.81,28811位
兵庫県1.72,7317位
奈良県1.772417位

全国平均は1.5です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
青森県0.4187
秋田県0.5166
宮崎県0.6208
山形県0.6215
岩手県0.7279

地域差は、思っているより大きい

最も多い東京都(3.1)と、最も少ない青森県(0.4)の差は、6.97倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位東京都3.19,8531位
2位神奈川県2.76,3572位
3位京都府1.81,28811位
4位兵庫県1.72,7317位
5位奈良県1.772417位
6位愛知県1.73,1724位
7位千葉県1.62,7975位
8位大阪府1.63,6603位
9位広島県1.51,19012位
10位香川県1.442228位
11位埼玉県1.42,7536位
12位長野県1.490513位
13位岡山県1.373116位
14位滋賀県1.348323位
15位静岡県1.21,36010位
16位沖縄県1.243227位
17位宮城県1.277415位
18位福岡県1.21,6518位
19位三重県1.160320位
20位福井県1.126337位
21位石川県1.137630位
22位岐阜県1.165618位
23位山梨県1.127536位
24位群馬県1.161219位
25位愛媛県1.043726位
26位富山県1.032334位
27位茨城県0.981614位
28位鳥取県0.916846位
29位大分県0.934432位
30位北海道0.91,5249位
31位山口県0.941229位
32位熊本県0.950022位
33位島根県0.920142位
34位徳島県0.820541位
35位福島県0.848124位
36位新潟県0.858021位
37位栃木県0.845725位
38位高知県0.818843位
39位長崎県0.833633位
40位佐賀県0.718045位
41位和歌山県0.721738位
42位鹿児島県0.736631位
43位岩手県0.727935位
44位山形県0.621539位
45位宮崎県0.620840位
46位秋田県0.516647位
47位青森県0.418744位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は東京都(3.1)、全国平均は1.5
  • 北海道のように、実数9位・人口比30位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは6.97倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-19 05:13

介護サービス利用状況データを読む -90歳以上-
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(-90歳以上- / 要支援1上位3項目)

東京都
1,496
人
神奈川県
883
人
大阪府
650
人

上位サービス利用規模(-90歳以上- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(-90歳以上- / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「神奈川県」、「大阪府」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「北海道」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと30位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「東京都」の3.1(全国平均の2.11倍)、最も少ないのは「青森県」の0.4です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(東京都)と最小(青森県)の差は6.97倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(-90歳以上- / 要支援1順)

項目-90歳以上- / 要支援1
人
-90歳以上- / 要支援2
人
-90歳以上- / 要介護1
人
-90歳以上- / 要介護2
人
-90歳以上- / 要介護3
人
-90歳以上- / 要介護4
人
-90歳以上- / 要介護5
人
-90歳以上- / 合計
人
東京都1,4961,3502,2101,8421,2811,1065689,853
神奈川県8839561,3241,3048476803636,357
大阪府6504916506764844542553,660
兵庫県5684286044223142721232,731
愛知県4275635836324433541703,172
千葉県4223396535363613031832,797
埼玉県3853256835413642841712,753
北海道297210397---881,524
福岡県287232344311221188681,651
広島県191----146--

出典: 第4-3-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -(再掲)第1号被保険者の3割負担対象者分- (年度末現在) 原表: 04-3-2t_90歳以上.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。