エグゼクティブサマリー
第4-2-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -(再掲)第1号被保険者の2割負担対象者分- (年度末現在)
総数

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 総数

出典:04-2-1t_総数.xlsx 第4-2-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -(再掲)第1号被保険者の2割負担対象者分- (年度末現在)
生成日時:2026-09-18 09:31

概要

本サマリーは、04-2-1t_総数.xlsx(第4-2-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -(再掲)第1号被保険者の2割負担対象者分- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(総数 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「神奈川県」、「大阪府」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと22位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の13.7(全国平均の1.49倍)、最も少ないのは「青森県」の4.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(青森県)の差は2.85倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数47位の鳥取県は、人口で揃えると22位|要介護(要支援)認定者数 男女計 (第1号被保険者の2割負担対象者分)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-2-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -(再掲)第1号被保険者の2割負担対象者分- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県総数 / 合計(人)
東京都39,653
神奈川県32,407
大阪府24,314
埼玉県19,353
千葉県18,698

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば鳥取県。実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと22位まで上がります(7.6/全国平均9.2)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
神奈川県13.732,4072位
東京都12.539,6531位
奈良県11.84,96616位
京都府11.58,44311位
兵庫県11.317,9317位

全国平均は9.2です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
青森県4.82,014
山形県5.01,791
秋田県5.31,889
宮崎県5.51,914
沖縄県5.72,028

地域差は、思っているより大きい

最も多い神奈川県(13.7)と、最も少ない青森県(4.8)の差は、2.85倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位神奈川県13.732,4072位
2位東京都12.539,6531位
3位奈良県11.84,96616位
4位京都府11.58,44311位
5位兵庫県11.317,9317位
6位千葉県10.818,6985位
7位大阪府10.424,3143位
8位埼玉県9.819,3534位
9位愛知県9.718,4076位
10位滋賀県9.73,67926位
11位広島県9.57,81412位
12位山口県9.14,14521位
13位岡山県9.15,11015位
14位三重県8.84,64018位
15位北海道8.614,3088位
16位香川県8.62,57432位
17位宮城県8.55,56714位
18位茨城県8.27,08313位
19位福岡県8.111,5209位
20位富山県7.82,58230位
21位静岡県7.88,58010位
22位鳥取県7.61,35547位
23位石川県7.52,51133位
24位島根県7.51,67343位
25位長崎県7.43,24828位
26位長野県7.44,82617位
27位愛媛県7.33,19829位
28位和歌山県7.22,19635位
29位岐阜県7.24,32420位
30位徳島県7.01,70441位
31位高知県7.01,67842位
32位群馬県6.94,01322位
33位大分県6.92,58131位
34位福井県6.81,59345位
35位熊本県6.83,74024位
36位鹿児島県6.73,49127位
37位福島県6.73,92623位
38位佐賀県6.61,65244位
39位栃木県6.53,72925位
40位新潟県6.34,48019位
41位山梨県6.21,56546位
42位岩手県6.02,40934位
43位沖縄県5.72,02836位
44位宮崎県5.51,91438位
45位秋田県5.31,88939位
46位山形県5.01,79140位
47位青森県4.82,01437位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は神奈川県(13.7)、全国平均は9.2
  • 鳥取県のように、実数47位・人口比22位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.85倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-18 09:31

介護サービス利用状況データを読む 総数
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(総数 / 要支援1上位3項目)

東京都
7,173
人
神奈川県
5,087
人
大阪府
5,055
人

上位サービス利用規模(総数 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(総数 / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「神奈川県」、「大阪府」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと22位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の13.7(全国平均の1.49倍)、最も少ないのは「青森県」の4.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(青森県)の差は2.85倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(総数 / 要支援1順)

項目総数 / 要支援1
人
総数 / 要支援2
人
総数 / 要介護1
人
総数 / 要介護2
人
総数 / 要介護3
人
総数 / 要介護4
人
総数 / 要介護5
人
総数 / 合計
人
東京都7,1735,3918,9046,7234,6184,2322,61239,653
神奈川県5,0875,0666,8446,2873,9573,2761,89032,407
大阪府5,0553,4094,6634,2752,8002,4571,65524,314
兵庫県3,9763,1323,6262,6001,9281,68798217,931
北海道3,3742,1753,5652,1771,2461,12065114,308
愛知県3,1303,3793,5783,1462,2171,8501,10718,407
千葉県3,1082,4314,6343,2312,2971,8991,09818,698
埼玉県2,9952,4055,0223,4422,4161,9641,10919,353
福岡県1,9571,7422,6751,9641,3671,15765811,520
広島県1,529-----490-

出典: 第4-2-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -(再掲)第1号被保険者の2割負担対象者分- (年度末現在) 原表: 04-2-1t_総数.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。