エグゼクティブサマリー
第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者

出典:04-1-3t_第1号被保険者.xlsx 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-17 04:50

概要

本サマリーは、04-1-3t_第1号被保険者.xlsx(第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「北海道」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「埼玉県」は実数では7位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の164.5(全国平均の1.22倍)、最も少ないのは「茨城県」の110.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(茨城県)の差は1.48倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数7位の埼玉県は、人口で揃えると42位|要介護(要支援)認定者数 女(第1号被保険者)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 / 合計(人)
東京都448,974
大阪府386,178
神奈川県310,373
北海道247,915
兵庫県235,181

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば埼玉県。実数では7位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位まで下がります(117.9/全国平均135.1)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府164.5386,1782位
京都府161.4118,22711位
和歌山県154.146,90034位
岡山県149.384,19816位
北海道149.2247,9154位

全国平均は135.1です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
茨城県110.895,415
栃木県112.864,643
宮崎県114.440,144
山梨県114.729,069
沖縄県117.441,684

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(164.5)と、最も少ない茨城県(110.8)の差は、1.48倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府164.5386,1782位
2位京都府161.4118,22711位
3位和歌山県154.146,90034位
4位岡山県149.384,19816位
5位北海道149.2247,9154位
6位兵庫県148.8235,1815位
7位愛媛県148.765,03524位
8位島根県146.032,76542位
9位秋田県144.851,33731位
10位東京都142.0448,9741位
11位徳島県141.634,25541位
12位香川県141.142,36038位
13位富山県140.546,28435位
14位長崎県139.861,14627位
15位奈良県139.858,96028位
16位広島県139.5114,24912位
17位福岡県138.6197,9859位
18位熊本県137.976,14019位
19位岩手県137.855,74929位
20位山口県137.062,12426位
21位鳥取県136.224,19547位
22位高知県135.532,47943位
23位大分県134.850,32232位
24位三重県134.771,25822位
25位福島県134.779,28717位
26位宮城県133.587,79415位
27位鹿児島県133.069,53323位
28位神奈川県131.6310,3733位
29位新潟県131.593,86114位
30位石川県130.543,58937位
31位青森県129.954,28530位
32位佐賀県129.232,29544位
33位滋賀県127.448,48533位
34位福井県125.329,15645位
35位岐阜県124.575,10020位
36位群馬県123.371,45821位
37位山形県123.144,00236位
38位愛知県123.0233,9356位
39位千葉県122.1212,3068位
40位長野県119.777,96418位
41位静岡県118.7130,55010位
42位埼玉県117.9233,6657位
43位沖縄県117.441,68439位
44位山梨県114.729,06946位
45位宮崎県114.440,14440位
46位栃木県112.864,64325位
47位茨城県110.895,41513位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(164.5)、全国平均は135.1
  • 埼玉県のように、実数7位・人口比42位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは1.48倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-17 04:50

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者
実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 / 要支援1上位3項目)

大阪府
72,151
人
東京都
70,414
人
北海道
49,143
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 / 要支援1)
上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「北海道」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「埼玉県」は実数では7位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の164.5(全国平均の1.22倍)、最も少ないのは「茨城県」の110.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(茨城県)の差は1.48倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 / 要支援1順)

項目第1号被保険者 / 要支援1
人
第1号被保険者 / 要支援2
人
第1号被保険者 / 要介護1
人
第1号被保険者 / 要介護2
人
第1号被保険者 / 要介護3
人
第1号被保険者 / 要介護4
人
第1号被保険者 / 要介護5
人
第1号被保険者 / 合計
人
大阪府72,15155,19564,51861,64846,42349,69036,553386,178
東京都70,41461,07590,83772,71055,99157,35440,593448,974
北海道49,14337,62855,42836,85025,06525,84317,958247,915
兵庫県47,72542,00443,11430,84626,39427,39717,701235,181
神奈川県41,32348,96058,87456,26040,45639,51324,987310,373
愛知県34,48742,46243,17336,75129,73029,43717,895233,935
埼玉県30,46031,22052,51638,18832,03430,06019,187233,665
福岡県29,92330,11442,38330,23824,62025,45815,249197,985
千葉県29,29228,91745,40534,34028,52328,07617,753212,306
広島県21,016-----9,769-

出典: 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-3t_第1号被保険者.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。