エグゼクティブサマリー
第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -90歳以上-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -90歳以上-

出典:04-1-3t_90歳以上.xlsx 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-17 04:50

概要

本サマリーは、04-1-3t_90歳以上.xlsx(第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと2位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「島根県」の63.6(全国平均の1.40倍)、最も少ないのは「埼玉県」の32.4です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(島根県)と最小(埼玉県)の差は1.97倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数47位の鳥取県は、人口で揃えると2位|要介護(要支援)認定者数 女(第1号被保険者 90歳以上)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -90歳以上- / 合計(人)
東京都146,878
大阪府100,879
神奈川県94,919
北海道80,035
兵庫県74,178

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば鳥取県。実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと2位まで上がります(56.7/全国平均45.5)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
島根県63.614,28541位
鳥取県56.710,07847位
秋田県56.019,84129位
鹿児島県55.929,22420位
高知県55.813,38842位

全国平均は45.5です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
埼玉県32.464,162
千葉県36.162,708
茨城県37.732,444
愛知県37.871,809
栃木県39.522,658

地域差は、思っているより大きい

最も多い島根県(63.6)と、最も少ない埼玉県(32.4)の差は、1.97倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位島根県63.614,28541位
2位鳥取県56.710,07847位
3位秋田県56.019,84129位
4位鹿児島県55.929,22420位
5位高知県55.813,38842位
6位熊本県55.430,58817位
7位愛媛県54.423,81024位
8位岡山県53.530,20219位
9位大分県53.119,81030位
10位岩手県53.021,45428位
11位長崎県53.023,16626位
12位徳島県52.912,79944位
13位和歌山県52.816,08038位
14位富山県52.817,40734位
15位新潟県52.537,49612位
16位香川県52.315,70939位
17位山形県52.218,65233位
18位長野県52.033,86114位
19位山口県51.923,54725位
20位佐賀県51.612,90043位
21位福島県51.330,22318位
22位広島県50.341,15111位
23位福井県49.711,56646位
24位京都府49.336,13613位
25位石川県48.916,32737位
26位北海道48.280,0354位
27位福岡県47.968,3577位
28位宮城県47.731,38616位
29位山梨県47.612,06845位
30位宮崎県47.516,65336位
31位兵庫県46.974,1785位
32位東京都46.5146,8781位
33位青森県46.019,24031位
34位三重県45.524,06423位
35位奈良県44.518,75632位
36位岐阜県43.926,45921位
37位滋賀県43.816,66435位
38位群馬県43.325,07722位
39位沖縄県43.015,26940位
40位大阪府43.0100,8792位
41位静岡県42.146,32610位
42位神奈川県40.294,9193位
43位栃木県39.522,65827位
44位愛知県37.871,8096位
45位茨城県37.732,44415位
46位千葉県36.162,7089位
47位埼玉県32.464,1628位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は島根県(63.6)、全国平均は45.5
  • 鳥取県のように、実数47位・人口比2位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは1.97倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-17 04:50

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -90歳以上-
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1上位3項目)

東京都
13,256
人
大阪府
9,114
人
北海道
8,574
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと2位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「島根県」の63.6(全国平均の1.40倍)、最も少ないのは「埼玉県」の32.4です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(島根県)と最小(埼玉県)の差は1.97倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援1
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要支援2
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要介護1
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要介護2
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要介護3
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要介護4
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 要介護5
人
第1号被保険者 -90歳以上- / 合計
人
東京都13,25614,13727,46425,45723,28126,14017,143146,878
大阪府9,1149,25515,31517,74316,02719,76613,659100,879
北海道8,5748,66617,62013,83611,25312,2457,84180,035
兵庫県7,8819,60113,39211,59511,57912,7547,37674,178
神奈川県6,85010,07416,34918,77316,13517,0539,68594,919
愛知県5,9299,67212,58012,76711,88112,4006,58071,809
福岡県5,5837,25413,77911,51610,93212,4466,84768,357
千葉県4,3735,63311,94110,99611,17311,9366,65662,708
広島県4,356-----4,542-
埼玉県4,2475,55112,75111,55211,59011,7246,74764,162

出典: 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-3t_90歳以上.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。