エグゼクティブサマリー
第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-

出典:04-1-3t_85歳以上90歳未満.xlsx 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-17 04:50

概要

本サマリーは、04-1-3t_85歳以上90歳未満.xlsx(第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「茨城県」は実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の45.9(全国平均の1.24倍)、最も少ないのは「茨城県」の29.6です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(茨城県)の差は1.55倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数13位の茨城県は、人口で揃えると47位|要介護(要支援)認定者数 女(第1号被保険者 85歳以上90歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 合計(人)
東京都126,772
大阪府107,723
神奈川県87,019
北海道66,733
埼玉県65,894

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば茨城県。実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位まで下がります(29.6/全国平均37.1)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府45.9107,7232位
京都府43.631,90911位
和歌山県42.012,79634位
秋田県41.614,74031位
愛媛県40.817,82524位

全国平均は37.1です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
茨城県29.625,456
栃木県29.917,160
山梨県30.17,633
宮崎県30.610,732
長野県31.420,449

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(45.9)と、最も少ない茨城県(29.6)の差は、1.55倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府45.9107,7232位
2位京都府43.631,90911位
3位和歌山県42.012,79634位
4位秋田県41.614,74031位
5位愛媛県40.817,82524位
6位兵庫県40.764,3767位
7位北海道40.266,7334位
8位東京都40.1126,7721位
9位岡山県39.822,46516位
10位岩手県39.315,89629位
11位徳島県38.69,34241位
12位島根県38.68,66743位
13位香川県38.511,54739位
14位長崎県38.316,75927位
15位奈良県38.316,14228位
16位三重県37.719,94721位
17位福岡県37.753,8349位
18位熊本県37.720,80819位
19位広島県37.430,63012位
20位山口県37.316,92026位
21位富山県37.212,26135位
22位神奈川県36.987,0193位
23位青森県36.515,26830位
24位宮城県36.223,81115位
25位福島県36.121,23517位
26位大分県36.013,44332位
27位新潟県35.625,43314位
28位鹿児島県35.618,62123位
29位鳥取県35.46,28347位
30位佐賀県35.08,74942位
31位石川県34.711,57838位
32位愛知県34.665,7376位
33位高知県34.58,28244位
34位岐阜県34.520,83318位
35位滋賀県34.513,12833位
36位千葉県34.159,2268位
37位山形県33.812,09736位
38位福井県33.57,80145位
39位埼玉県33.365,8945位
40位沖縄県33.011,71037位
41位群馬県33.019,10522位
42位静岡県32.535,77510位
43位長野県31.420,44920位
44位宮崎県30.610,73240位
45位山梨県30.17,63346位
46位栃木県29.917,16025位
47位茨城県29.625,45613位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(45.9)、全国平均は37.1
  • 茨城県のように、実数13位・人口比47位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは1.55倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-17 04:50

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1上位3項目)

東京都
21,300
人
大阪府
20,042
人
北海道
14,225
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「茨城県」は実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと47位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の45.9(全国平均の1.24倍)、最も少ないのは「茨城県」の29.6です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(茨城県)の差は1.55倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 合計
人
東京都21,30017,90527,52820,52615,05114,38210,080126,772
大阪府20,04215,35719,63417,56312,82713,1259,175107,723
北海道14,22510,43015,8749,6716,1666,0704,29766,733
兵庫県13,62711,81712,8188,3336,8126,7904,17964,376
神奈川県12,38614,30617,80715,71810,6999,9116,19287,019
愛知県10,21912,21113,38910,2537,9127,3034,45065,737
福岡県8,8448,55012,5198,2256,1116,0413,54453,834
埼玉県8,8249,26215,60910,7818,7597,7744,88565,894
千葉県8,6398,41813,6269,5027,6107,0954,33659,226
広島県6,251-------

出典: 第4-1-3表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 女 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-3t_85歳以上90歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。