エグゼクティブサマリー
第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
第2号被保険者

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者

出典:04-1-2t_第2号被保険者.xlsx 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-13 16:30

概要

本サマリーは、04-1-2t_第2号被保険者.xlsx(第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「神奈川県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「福岡県」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと40位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の2.7(全国平均の1.29倍)、最も少ないのは「大分県」の1.2です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は2.21倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数9位の福岡県は、人口で揃えると40位|要介護(要支援)認定者数 男(第2号被保険者)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第2号被保険者 / 合計(人)
東京都8,375
神奈川県6,252
大阪府5,483
埼玉県4,942
千葉県4,177

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば福岡県。実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと40位まで下がります(1.5/全国平均2.0)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
神奈川県2.76,2522位
東京都2.68,3751位
沖縄県2.690823位
埼玉県2.54,9424位
千葉県2.44,1775位

全国平均は2.0です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
大分県1.2447
島根県1.3301
高知県1.4339
鹿児島県1.4755
山梨県1.5372

地域差は、思っているより大きい

最も多い神奈川県(2.7)と、最も少ない大分県(1.2)の差は、2.21倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位神奈川県2.76,2522位
2位東京都2.68,3751位
3位沖縄県2.690823位
4位埼玉県2.54,9424位
5位千葉県2.44,1775位
6位大阪府2.35,4833位
7位福島県2.21,32115位
8位愛知県2.24,0896位
9位群馬県2.11,20317位
10位栃木県2.11,18318位
11位茨城県2.01,73911位
12位青森県2.084425位
13位岩手県2.081326位
14位京都府2.01,46612位
15位宮城県2.01,31616位
16位富山県2.065633位
17位兵庫県2.03,1327位
18位新潟県1.91,36214位
19位静岡県1.92,09110位
20位香川県1.956735位
21位岡山県1.91,06220位
22位岐阜県1.91,12319位
23位三重県1.998321位
24位愛媛県1.880827位
25位秋田県1.864834位
26位和歌山県1.855237位
27位北海道1.82,9318位
28位滋賀県1.866732位
29位広島県1.71,38613位
30位奈良県1.770930位
31位長崎県1.671629位
32位鳥取県1.628947位
33位徳島県1.638142位
34位山形県1.655636位
35位佐賀県1.638841位
36位宮崎県1.654438位
37位熊本県1.585324位
38位石川県1.551239位
39位山口県1.569531位
40位福岡県1.52,1809位
41位福井県1.534344位
42位長野県1.595722位
43位山梨県1.537243位
44位鹿児島県1.475528位
45位高知県1.433945位
46位島根県1.330146位
47位大分県1.244740位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は神奈川県(2.7)、全国平均は2.0
  • 福岡県のように、実数9位・人口比40位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.21倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-13 16:30

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第2号被保険者 / 要支援1上位3項目)

東京都
778
人
大阪府
523
人
神奈川県
518
人

上位サービス利用規模(第2号被保険者 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「神奈川県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「福岡県」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと40位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の2.7(全国平均の1.29倍)、最も少ないのは「大分県」の1.2です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は2.21倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第2号被保険者 / 要支援1順)

項目第2号被保険者 / 要支援1
人
第2号被保険者 / 要支援2
人
第2号被保険者 / 要介護1
人
第2号被保険者 / 要介護2
人
第2号被保険者 / 要介護3
人
第2号被保険者 / 要介護4
人
第2号被保険者 / 要介護5
人
第2号被保険者 / 合計
人
東京都7781,2021,2231,8191,2231,0251,1058,375
大阪府5237526471,1998717497425,483
神奈川県5188768641,4789318317546,252
埼玉県4105861,0111,0317585945524,942
愛知県3938663827786205315194,089
兵庫県3756034835803933683303,132
千葉県3535426979446524914984,177
北海道3224995596063443152862,931
福岡県227395-4753072442332,180
広島県184-------

出典: 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-2t_第2号被保険者.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。