エグゼクティブサマリー
第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-

出典:04-1-2t_80歳以上85歳未満.xlsx 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-13 16:30

概要

本サマリーは、04-1-2t_80歳以上85歳未満.xlsx(第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「和歌山県」は実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと10位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の20.1(全国平均の1.38倍)、最も少ないのは「宮崎県」の9.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は2.05倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数32位の和歌山県は、人口で揃えると10位|要介護(要支援)認定者数 男(第1号被保険者 80歳以上85歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 合計(人)
東京都50,427
大阪府47,090
神奈川県38,394
埼玉県31,004
愛知県28,146

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば和歌山県。実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと10位まで上がります(15.4/全国平均14.5)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府20.147,0902位
京都府18.813,79011位
兵庫県16.425,9447位
神奈川県16.338,3943位
東京都16.050,4271位

全国平均は14.5です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
宮崎県9.83,432
山形県10.23,650
佐賀県10.82,689
鹿児島県10.95,682
山梨県11.02,790

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(20.1)と、最も少ない宮崎県(9.8)の差は、2.05倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府20.147,0902位
2位京都府18.813,79011位
3位兵庫県16.425,9447位
4位神奈川県16.338,3943位
5位東京都16.050,4271位
6位奈良県15.96,70823位
7位埼玉県15.631,0044位
8位千葉県15.627,1206位
9位岡山県15.58,75414位
10位和歌山県15.44,68232位
11位愛知県14.828,1465位
12位富山県14.54,78731位
13位北海道14.423,8408位
14位滋賀県14.35,43228位
15位三重県14.07,42021位
16位広島県14.011,43512位
17位群馬県13.77,92718位
18位石川県13.44,48934位
19位岐阜県13.48,08417位
20位香川県13.44,01537位
21位愛媛県13.45,84325位
22位福岡県13.319,0309位
23位宮城県13.38,73715位
24位茨城県12.811,05613位
25位静岡県12.814,10910位
26位徳島県12.83,09941位
27位福島県12.77,45420位
28位高知県12.63,01142位
29位栃木県12.37,04222位
30位鳥取県12.12,15547位
31位山口県12.15,49427位
32位長崎県12.15,28929位
33位福井県12.02,79943位
34位岩手県12.04,85330位
35位島根県12.02,68846位
36位大分県11.94,44135位
37位新潟県11.98,49016位
38位熊本県11.86,53224位
39位沖縄県11.84,17636位
40位長野県11.77,60519位
41位秋田県11.23,96838位
42位青森県11.14,62033位
43位山梨県11.02,79044位
44位鹿児島県10.95,68226位
45位佐賀県10.82,68945位
46位山形県10.23,65039位
47位宮崎県9.83,43240位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(20.1)、全国平均は14.5
  • 和歌山県のように、実数32位・人口比10位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.05倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-13 16:30

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-
実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1上位3項目)

大阪府
9,092
人
東京都
8,704
人
兵庫県
5,885
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「和歌山県」は実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと10位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の20.1(全国平均の1.38倍)、最も少ないのは「宮崎県」の9.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は2.05倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 合計
人
大阪府9,0926,1698,7538,8305,8115,0903,34547,090
東京都8,7046,46910,8449,0956,2975,5333,48550,427
兵庫県5,8854,6125,1733,7042,7772,4421,35125,944
神奈川県5,6655,5178,2617,7144,8833,9002,45438,394
北海道5,2493,3496,0413,7262,3271,9271,22123,840
愛知県4,6674,8135,3395,0513,4723,0231,78128,146
埼玉県4,4433,4437,9345,8134,2933,2431,83531,004
千葉県4,1863,2206,4634,9673,5672,9561,76127,120
福岡県3,2242,7714,5683,1752,2791,9131,10019,030
広島県2,218-------

出典: 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-2t_80歳以上85歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。