エグゼクティブサマリー
第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -70歳以上75歳未満-

出典:04-1-2t_70歳以上75歳未満.xlsx 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-13 16:30

概要

本サマリーは、04-1-2t_70歳以上75歳未満.xlsx(第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「兵庫県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「静岡県」は実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「沖縄県」の9.2(全国平均の1.49倍)、最も少ないのは「長野県」の4.4です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(沖縄県)と最小(長野県)の差は2.12倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数10位の静岡県は、人口で揃えると42位|要介護(要支援)認定者数 男(第1号被保険者 70歳以上75歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 合計(人)
東京都20,713
大阪府19,278
神奈川県14,568
埼玉県11,791
北海道11,026

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば静岡県。実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位まで下がります(5.3/全国平均6.2)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
沖縄県9.23,28221位
大阪府8.219,2782位
福島県7.14,17516位
北海道6.611,0265位
愛媛県6.62,89725位

全国平均は6.2です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
長野県4.42,837
山梨県4.71,193
福井県5.01,153
岐阜県5.23,166
宮崎県5.31,847

地域差は、思っているより大きい

最も多い沖縄県(9.2)と、最も少ない長野県(4.4)の差は、2.12倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位沖縄県9.23,28221位
2位大阪府8.219,2782位
3位福島県7.14,17516位
4位北海道6.611,0265位
5位愛媛県6.62,89725位
6位京都府6.64,83212位
7位岩手県6.62,66829位
8位宮城県6.64,33014位
9位福岡県6.69,4049位
10位東京都6.620,7131位
11位長崎県6.52,84426位
12位青森県6.52,71528位
13位兵庫県6.410,1808位
14位鹿児島県6.43,34120位
15位鳥取県6.41,13547位
16位和歌山県6.21,89636位
17位秋田県6.22,19932位
18位岡山県6.23,49718位
19位神奈川県6.214,5683位
20位島根県6.11,37744位
21位群馬県6.13,53917位
22位千葉県6.010,4337位
23位新潟県6.04,27915位
24位埼玉県6.011,7914位
25位佐賀県5.91,46541位
26位徳島県5.91,41742位
27位栃木県5.83,34719位
28位茨城県5.84,99811位
29位高知県5.81,39043位
30位熊本県5.73,16722位
31位三重県5.73,00924位
32位奈良県5.62,37631位
33位富山県5.61,83738位
34位広島県5.64,55713位
35位愛知県5.610,5646位
36位香川県5.51,66540位
37位山口県5.52,49230位
38位滋賀県5.52,09133位
39位大分県5.52,03634位
40位山形県5.41,91735位
41位石川県5.41,79139位
42位静岡県5.35,80810位
43位宮崎県5.31,84737位
44位岐阜県5.23,16623位
45位福井県5.01,15346位
46位山梨県4.71,19345位
47位長野県4.42,83727位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は沖縄県(9.2)、全国平均は6.2
  • 静岡県のように、実数10位・人口比42位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.12倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-13 16:30

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -70歳以上75歳未満-
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1上位3項目)

東京都
3,087
人
大阪府
3,017
人
兵庫県
1,894
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「兵庫県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「静岡県」は実数では10位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと42位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「沖縄県」の9.2(全国平均の1.49倍)、最も少ないのは「長野県」の4.4です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(沖縄県)と最小(長野県)の差は2.12倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -70歳以上75歳未満- / 合計
人
東京都3,0872,7813,7844,0652,7202,5001,77620,713
大阪府3,0172,4402,7483,9232,7012,4581,99119,278
兵庫県1,8941,8751,7531,6401,1731,08975610,180
北海道1,8531,6082,6711,9651,1661,02573811,026
神奈川県1,7112,1272,6053,0431,9891,8191,27414,568
愛知県1,5002,0311,4361,9491,3641,31197310,564
埼玉県1,4071,2502,6662,3161,6591,50299111,791
福岡県1,3891,5301,8051,6891,1901,1226799,404
千葉県1,2961,2502,1941,9861,5041,33986410,433
広島県809-------

出典: 第4-1-2表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-2t_70歳以上75歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。