エグゼクティブサマリー
第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
第2号被保険者

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者

出典:04-1-1t_第2号被保険者.xlsx 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-09 17:56

概要

本サマリーは、04-1-1t_第2号被保険者.xlsx(第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「神奈川県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「福岡県」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと33位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の4.7(全国平均の1.27倍)、最も少ないのは「大分県」の2.2です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は2.09倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数9位の福岡県は、人口で揃えると33位|要介護(要支援)認定者数 男女計(第2号被保険者)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第2号被保険者 / 合計(人)
東京都14,761
神奈川県11,030
大阪府9,987
埼玉県8,718
千葉県7,321

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば福岡県。実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと33位まで下がります(2.9/全国平均3.7)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
神奈川県4.711,0302位
東京都4.714,7611位
沖縄県4.51,58223位
埼玉県4.48,7184位
大阪府4.39,9873位

全国平均は3.7です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
大分県2.2834
島根県2.3515
高知県2.6612
長野県2.61,699
宮崎県2.7935

地域差は、思っているより大きい

最も多い神奈川県(4.7)と、最も少ない大分県(2.2)の差は、2.09倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位神奈川県4.711,0302位
2位東京都4.714,7611位
3位沖縄県4.51,58223位
4位埼玉県4.48,7184位
5位大阪府4.39,9873位
6位千葉県4.27,3215位
7位福島県4.02,36615位
8位愛知県3.87,2826位
9位宮城県3.72,44314位
10位栃木県3.72,10917位
11位兵庫県3.75,7867位
12位群馬県3.62,07918位
13位茨城県3.63,08011位
14位京都府3.62,61812位
15位岩手県3.51,43327位
16位青森県3.51,45725位
17位静岡県3.43,78610位
18位三重県3.41,80121位
19位北海道3.45,6278位
20位富山県3.41,11034位
21位岡山県3.31,88020位
22位滋賀県3.31,26032位
23位岐阜県3.31,97019位
24位秋田県3.31,15333位
25位和歌山県3.298735位
26位愛媛県3.21,40428位
27位新潟県3.22,27016位
28位広島県3.12,55613位
29位奈良県3.11,31131位
30位長崎県3.11,35829位
31位香川県3.193238位
32位山口県2.91,31530位
33位福岡県2.94,1279位
34位佐賀県2.971741位
35位熊本県2.81,56224位
36位徳島県2.868143位
37位鳥取県2.849547位
38位鹿児島県2.81,44326位
39位山形県2.898336位
40位石川県2.791039位
41位山梨県2.768242位
42位福井県2.762444位
43位宮崎県2.793537位
44位長野県2.61,69922位
45位高知県2.661245位
46位島根県2.351546位
47位大分県2.283440位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は神奈川県(4.7)、全国平均は3.7
  • 福岡県のように、実数9位・人口比33位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.09倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-09 17:56

介護サービス利用状況データを読む 第2号被保険者
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第2号被保険者 / 要支援1上位3項目)

東京都
1,339
人
大阪府
1,048
人
神奈川県
885
人

上位サービス利用規模(第2号被保険者 / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第2号被保険者 / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「神奈川県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「福岡県」は実数では9位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと33位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「神奈川県」の4.7(全国平均の1.27倍)、最も少ないのは「大分県」の2.2です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(神奈川県)と最小(大分県)の差は2.09倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第2号被保険者 / 要支援1順)

項目第2号被保険者 / 要支援1
人
第2号被保険者 / 要支援2
人
第2号被保険者 / 要介護1
人
第2号被保険者 / 要介護2
人
第2号被保険者 / 要介護3
人
第2号被保険者 / 要介護4
人
第2号被保険者 / 要介護5
人
第2号被保険者 / 合計
人
東京都1,3392,0732,1513,2622,0961,7832,05714,761
大阪府1,0481,4071,1912,1921,4661,3361,3479,987
神奈川県8851,6401,5492,5991,5581,4171,38211,030
愛知県7541,5726911,3851,0009469347,282
兵庫県7221,1538711,0066646976735,786
埼玉県6981,0461,7541,8271,2831,0781,0328,718
北海道6649721,0801,1536185695715,627
千葉県5829321,2101,6461,1118989427,321
福岡県425793-8655604844424,127
広島県340-------

出典: 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-1t_第2号被保険者.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。