エグゼクティブサマリー
第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-

出典:04-1-1t_85歳以上90歳未満.xlsx 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-09 17:56

概要

本サマリーは、04-1-1t_85歳以上90歳未満.xlsx(第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「茨城県」は実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと45位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の65.1(全国平均の1.24倍)、最も少ないのは「宮崎県」の42.1です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は1.55倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数13位の茨城県は、人口で揃えると45位|要介護(要支援)認定者数 男女計(第1号被保険者 85歳以上90歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 合計(人)
東京都179,031
大阪府152,819
神奈川県126,748
埼玉県96,693
愛知県94,579

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば茨城県。実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと45位まで下がります(42.4/全国平均52.3)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府65.1152,8192位
京都府62.345,65711位
和歌山県57.917,61534位
兵庫県57.290,4727位
東京都56.6179,0311位

全国平均は52.3です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
宮崎県42.114,761
栃木県42.324,246
茨城県42.436,481
山梨県42.410,738
長野県44.729,115

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(65.1)と、最も少ない宮崎県(42.1)の差は、1.55倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府65.1152,8192位
2位京都府62.345,65711位
3位和歌山県57.917,61534位
4位兵庫県57.290,4727位
5位東京都56.6179,0311位
6位岡山県55.631,38016位
7位愛媛県55.624,31924位
8位北海道55.592,2646位
9位秋田県55.219,56231位
10位奈良県55.123,24626位
11位神奈川県53.7126,7483位
12位岩手県53.421,59329位
13位島根県53.411,97542位
14位徳島県53.312,87841位
15位香川県53.215,95939位
16位三重県52.927,95821位
17位長崎県52.823,10327位
18位広島県52.542,99912位
19位熊本県51.828,63420位
20位福岡県51.573,4969位
21位富山県51.416,93735位
22位山口県50.522,88028位
23位宮城県50.433,13115位
24位福島県49.829,33018位
25位愛知県49.794,5795位
26位新潟県49.735,45414位
27位千葉県49.686,3068位
28位大分県49.618,52333位
29位滋賀県49.318,75732位
30位鹿児島県49.325,77023位
31位埼玉県48.896,6934位
32位鳥取県48.88,66347位
33位岐阜県48.629,33117位
34位青森県48.220,16230位
35位石川県48.016,01738位
36位高知県47.611,42344位
37位佐賀県47.611,90143位
38位沖縄県47.316,79736位
39位群馬県46.927,19422位
40位山形県46.616,66437位
41位福井県46.510,81445位
42位静岡県46.150,67410位
43位長野県44.729,11519位
44位山梨県42.410,73846位
45位茨城県42.436,48113位
46位栃木県42.324,24625位
47位宮崎県42.114,76140位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(65.1)、全国平均は52.3
  • 茨城県のように、実数13位・人口比45位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは1.55倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-09 17:56

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -85歳以上90歳未満-
実数では「東京都」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1上位3項目)

東京都
30,337
人
大阪府
28,720
人
北海道
19,922
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「東京都」、「大阪府」、「北海道」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「茨城県」は実数では13位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと45位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の65.1(全国平均の1.24倍)、最も少ないのは「宮崎県」の42.1です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は1.55倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -85歳以上90歳未満- / 合計
人
東京都30,33724,62139,18629,88921,64619,98113,371179,031
大阪府28,72020,93428,27825,90318,58118,13012,273152,819
北海道19,92213,78422,56113,6478,7038,1835,46492,264
兵庫県19,26516,18018,40612,1859,6929,2625,48290,472
神奈川県18,46719,96526,43523,57115,96213,9518,397126,748
愛知県14,90817,17419,33215,27011,61010,2556,03094,579
埼玉県13,22712,77323,56116,47813,07611,0076,57196,693
千葉県12,94611,68320,35014,23211,20210,0515,84286,306
福岡県12,16411,25017,43811,6128,5447,9944,49473,496
広島県8,742-------

出典: 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-1t_85歳以上90歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。