エグゼクティブサマリー
第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-

出典:04-1-1t_80歳以上85歳未満.xlsx 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-09 17:56

概要

本サマリーは、04-1-1t_80歳以上85歳未満.xlsx(第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「和歌山県」は実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと4位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の61.5(全国平均の1.42倍)、最も少ないのは「宮崎県」の28.8です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は2.14倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数32位の和歌山県は、人口で揃えると4位|要介護(要支援)認定者数 男女計(第1号被保険者 80歳以上85歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 合計(人)
東京都148,065
大阪府144,523
神奈川県110,502
埼玉県88,505
愛知県82,635

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば和歌山県。実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと4位まで上がります(48.2/全国平均43.4)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府61.5144,5232位
京都府57.041,73510位
兵庫県50.179,1696位
和歌山県48.214,66932位
奈良県47.820,15622位

全国平均は43.4です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
宮崎県28.810,092
山形県30.410,878
沖縄県31.511,180
山梨県32.48,205
長野県32.421,113

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(61.5)と、最も少ない宮崎県(28.8)の差は、2.14倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府61.5144,5232位
2位京都府57.041,73510位
3位兵庫県50.179,1696位
4位和歌山県48.214,66932位
5位奈良県47.820,15622位
6位神奈川県46.9110,5023位
7位東京都46.8148,0651位
8位北海道46.577,1788位
9位岡山県46.226,07714位
10位埼玉県44.788,5054位
11位千葉県44.677,4907位
12位愛知県43.582,6355位
13位広島県43.135,32612位
14位三重県43.122,80219位
15位富山県42.714,07833位
16位愛媛県42.118,41825位
17位福岡県41.959,8359位
18位滋賀県40.915,55929位
19位香川県40.612,19837位
20位石川県40.213,41035位
21位徳島県39.89,61841位
22位岐阜県39.723,93117位
23位群馬県39.622,94118位
24位宮城県39.525,97215位
25位山口県39.017,67026位
26位長崎県38.116,65728位
27位福島県37.722,17520位
28位静岡県37.541,23111位
29位大分県37.313,90834位
30位秋田県37.113,16436位
31位高知県37.18,89742位
32位岩手県36.814,86731位
33位青森県36.415,22830位
34位茨城県36.431,33513位
35位熊本県36.320,05324位
36位福井県36.18,39944位
37位島根県35.98,06646位
38位鳥取県35.56,31447位
39位新潟県35.425,27016位
40位栃木県35.120,10623位
41位佐賀県34.18,53443位
42位鹿児島県33.017,24427位
43位長野県32.421,11321位
44位山梨県32.48,20545位
45位沖縄県31.511,18038位
46位山形県30.410,87839位
47位宮崎県28.810,09240位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(61.5)、全国平均は43.4
  • 和歌山県のように、実数32位・人口比4位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.14倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-09 17:56

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -80歳以上85歳未満-
実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1上位3項目)

大阪府
33,107
人
東京都
28,984
人
兵庫県
20,641
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「和歌山県」は実数では32位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと4位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の61.5(全国平均の1.42倍)、最も少ないのは「宮崎県」の28.8です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(宮崎県)の差は2.14倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -80歳以上85歳未満- / 合計
人
大阪府33,10722,41625,95122,93415,42014,21510,480144,523
東京都28,98422,19931,91223,42316,28714,88710,373148,065
兵庫県20,64115,50115,0749,5537,2156,6634,52279,169
北海道19,63612,75817,95510,4826,3825,8014,16477,178
神奈川県18,33219,11422,90619,76612,57910,6657,140110,502
愛知県15,27415,93416,13012,7188,9738,3255,28182,635
埼玉県14,32012,62421,63514,48510,8508,9735,61888,505
千葉県13,48411,46618,00212,4828,8737,9785,20577,490
福岡県11,64910,14013,8678,8236,3385,5533,46559,835
広島県8,274-------

出典: 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-1t_80歳以上85歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。