エグゼクティブサマリー
第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -75歳以上80歳未満-

出典:04-1-1t_75歳以上80歳未満.xlsx 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-09 17:56

概要

本サマリーは、04-1-1t_75歳以上80歳未満.xlsx(第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「北海道」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「静岡県」は実数では11位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと38位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の36.4(全国平均の1.44倍)、最も少ないのは「山梨県」の17.2です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(山梨県)の差は2.11倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数11位の静岡県は、人口で揃えると38位|要介護(要支援)認定者数 男女計(第1号被保険者 75歳以上80歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 合計(人)
東京都85,621
大阪府85,583
神奈川県61,871
埼玉県50,259
北海道47,993

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば静岡県。実数では11位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと38位まで下がります(21.0/全国平均25.4)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
大阪府36.485,5832位
京都府33.124,27110位
兵庫県29.246,1526位
北海道28.947,9935位
岡山県27.515,50814位

全国平均は25.4です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
山梨県17.24,369
長野県17.511,420
山形県17.96,407
宮崎県18.16,367
鹿児島県19.910,417

地域差は、思っているより大きい

最も多い大阪府(36.4)と、最も少ない山梨県(17.2)の差は、2.11倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位大阪府36.485,5832位
2位京都府33.124,27110位
3位兵庫県29.246,1526位
4位北海道28.947,9935位
5位岡山県27.515,50814位
6位和歌山県27.58,35533位
7位東京都27.185,6211位
8位奈良県26.511,19225位
9位神奈川県26.261,8713位
10位愛媛県26.111,42923位
11位福岡県25.736,7169位
12位富山県25.68,45032位
13位埼玉県25.450,2594位
14位香川県25.37,60637位
15位徳島県25.26,10241位
16位千葉県25.243,7858位
17位広島県25.120,55712位
18位滋賀県24.59,32330位
19位愛知県24.245,9527位
20位三重県23.612,45921位
21位宮城県23.615,48715位
22位群馬県23.313,52117位
23位石川県23.37,79035位
24位高知県23.25,55942位
25位山口県23.010,41027位
26位長崎県22.79,93328位
27位福島県22.513,22119位
28位青森県22.49,38229位
29位島根県22.45,03543位
30位鳥取県22.23,95147位
31位大分県22.28,27434位
32位岐阜県22.013,24518位
33位秋田県21.97,75336位
34位栃木県21.812,51820位
35位新潟県21.615,44816位
36位岩手県21.68,71731位
37位茨城県21.418,44213位
38位静岡県21.023,05911位
39位熊本県21.011,58322位
40位沖縄県20.87,38438位
41位佐賀県20.15,02744位
42位福井県20.14,66645位
43位鹿児島県19.910,41726位
44位宮崎県18.16,36740位
45位山形県17.96,40739位
46位長野県17.511,42024位
47位山梨県17.24,36946位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は大阪府(36.4)、全国平均は25.4
  • 静岡県のように、実数11位・人口比38位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.11倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-09 17:56

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -75歳以上80歳未満-
実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1上位3項目)

大阪府
18,619
人
東京都
15,971
人
北海道
11,334
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「北海道」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「静岡県」は実数では11位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと38位です。人口規模を揃えると、実数の順位より低く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「大阪府」の36.4(全国平均の1.44倍)、最も少ないのは「山梨県」の17.2です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(大阪府)と最小(山梨県)の差は2.11倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -75歳以上80歳未満- / 合計
人
大阪府18,61913,77913,62814,3179,4198,8386,98385,583
東京都15,97113,26016,94814,2839,5318,8196,80985,621
北海道11,3348,12210,8417,0643,9443,8232,86547,993
兵庫県11,2509,5398,0465,8844,2714,1702,99246,152
神奈川県9,64810,81711,68211,4117,1286,5724,61361,871
愛知県7,8699,5257,5517,1765,3405,0643,42745,952
埼玉県7,6186,98211,9228,5236,1625,3133,73950,259
千葉県7,2006,4569,4107,3005,3484,6443,42743,785
福岡県6,8006,4497,7345,5564,1233,6052,44936,716
広島県4,412-------

出典: 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-1t_75歳以上80歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。