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出席数、成績、学習態度などから所見案を作成。AUL Education System『次世代型校務支援ツールv1:High』取説(高等学校向け)

注)配布用スプレッドシート内には、運用をわかりやすくするためにサンプルデータがあります。実際に運用する場合は、サンプルデータを削除してご利用ください。

【所見作成ツール 最終取扱説明書(学校用)】

0. このツールの全体像(最初に読む)

このファイルには、役割の違うシートが複数あります
普段使うのは一部だけです。

シート名役割触る人
Students / Classes / Subjects名簿・学級・教科管理者
Assessments / Scores 系成績データ管理者
TagMaster所見用語の辞書管理者
Summary計算・集約触らない
Summary_all所見作成の実作業教員

👉 教員が日常的に触るのは「Summary_all」だけ
他は原則触りません。


1. 【管理者作業】導入時の初期設定(必須)

※ 学期はじめ/年度はじめに 1回だけ

① 名簿・クラス・教科を確認

  • Students:生徒が全員入っているか
  • Classes:クラス名・学年が正しいか
  • Subjects:学校で使う教科だけが登録されているか

※ 学校ごとに違ってOK
※ 不要な教科は消してよい


② 成績データの扱いを決める(学校差)

  • 成績を使う学校
     → Scores / Scores_latest を使用
  • 成績を使わない学校
     → 空でも問題なし

👉 Summary_all は自動で判断します


③ 所見モードを決める(最重要)

Summary_all シート右上
U1:所見モード

  • 教科評価無し(初期値)
  • 教科評価有り(学校の決まりがある場合のみ)

※ 学期中は原則変更しない
※ 学校判断でOK(統一不要)


④ TagMaster を学校用に整える

TagMaster は
「所見で使ってよい言葉の一覧」です。

  • 学校で使わない言葉 → 削除OK
  • 学校独自の表現 → 追加OK

ここを整えると、教員が迷わなくなる


2. 【教員作業】日常の所見作成(ここだけ覚える)

使うシート:
👉 Summary_all

手順(1人分)

P〜S列からタグを選ぶ

  • 学習/生活/協働/進路
  • 3〜5個まで
  • 書かない、選ぶだけ

M列は自動で埋まる
※ 触らない

③ M列の文章をコピー
→ Gemini に貼る

④ 出てきた文章を確認
・言い過ぎていないか
・学校の方針に合っているか

N列に貼り付ける

⑥ O列が「入力済」になれば完了


3. 触ってはいけないシート・列(事故防止)

絶対に触らない

  • Summary
  • I〜M列
  • O列
  • 1行目(U1以外)

👉 壊れます。


4. よくある学校ごとの差は問題ない

違い対応
教科評価を入れる/入れない所見モードで切替
教科名が違うSubjectsで調整
所見の書き方が違うTagMasterで調整
成績を使わないScores空でOK

👉 ツール側で吸収する設計


5. 困ったときの判断基準

  • 迷ったら 触らない
  • 入力できない → 正しい列ではない
  • 文章がおかしい → タグが多すぎ

6. このツールの考え方(共有)

  • 教員は「観察する人」
  • AIは「文章にする道具」
  • 判断と責任は人

【所見作成ツール 最終取扱説明書|gem作成編】

0. gemとは何か(最初に一言)

gem は
**「所見文を作るための専用AI置き場」**です。

・難しい設定はしません
・一度作れば、ずっと使えます
・学校ごとに1つでOKです


1. gemを作る人

管理者(教務・ICT担当)
※ 教員全員が作る必要はありません


2. gemの作り方(5分)

① Gemini を開く

Googleアカウントで Gemini にアクセス

② 右側の「gem を作成」を選ぶ

(+ 新しい gem などの表示)


③ 名前を入れる


「所見作成用(学校名)」

※ 分かれば何でもOK


④ 指示(最重要)を貼り付ける

以下を そのままコピー&貼り付けしてください。

あなたは学校の所見文を作成する補助AIです。

・入力される文章は「観察タグ」と「条件文」です
・保護者向けの所見文を作成してください
・約300字、1段落
・肯定的だが断定しない
・評定・点数・順位は断定しない
・個人情報は書かない
・学校名・生徒名は書かない
・入力条件を必ず守る

出力は【所見本文のみ】としてください。

※ これだけでOK
※ 学校独自ルールがあれば、後から追記可


⑤ 保存する

→ これで gem は完成です。


3. 教員の使い方(超重要)

教員は gemを作りません
やることはこれだけ。

① Summary_all の M列をコピー

② 作成済みの gem に貼り付け

③ 出てきた文章を確認

④ N列に貼る

※ 余計な質問はしない
※ 追加指示はしない


4. よくある失敗(防止)

× 通常のチャットで使う
→ 条件を忘れる

× gem を複数作る
→ 文章がばらつく

× 自分で指示を足す
→ 所見が暴走する

👉 必ずこの gem を使う


5. 学校ごとの違いはどうする?

・教科評価あり/なし
Summary_all の所見モードで制御

・言い回しの違い
→ gem ではなく TagMaster で調整

👉 gem は「文章化専用」で固定


6. まとめ(重要)

・シート:考える場所
・gem:書かせる場所
・人:判断する人