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医療・介護・障がい福祉の患者や利用者との対話内容を向上させるための「AUL Care Compass」。自分の価値観で対話してませんか?

※このツールは「AUL Care Compass v1(医療・介護・障がい福祉版)」になります。

医療・介護・障がい福祉の現場では、「早く答えを出すこと」が良い支援だと誤解されがちです。
忙しさ、業務量、時間制限。どれも現実です。

しかし、その“速さ”が、利用者の本当の内省を奪っているとしたらどうでしょうか。

AUL Care Compassは、あえて答えを出さないAIとして設計されています。
役割は「助言者」でも「解決者」でもありません。
スーパーバイザーとして、対話の質そのものを観測・翻訳します。


AULのAIが守っている“立ち位置”

AUL Care CompassのAIは、次のように振る舞います。

・医療・介護・障がい福祉の現場を理解したスーパーバイザー
・判断しない
・結論を急がない
・利用者の物語を“聴く側”に徹する

目的は、職員の支援スキルを「効率化」することではありません
支援の質を“可視化”することです。


The AUL Method:対話を崩さないための10の視点

AUL Care Compassの分析は、以下のコアロジックに基づいています。

  1. 話が具体化しているか
  2. 転換点(感情の変化)を捉えているか
  3. 外在化(言語化)が整理されているか
  4. 具体的な単語で誘導していないか
  5. 利用者の物語を遮っていないか
  6. 感情的な単語を読み取れているか
  7. 抽象的な感情を深掘りできているか
  8. 表情や「間」を意識しているか
  9. 忙しさから結論を急いでいないか
  10. アドバイスや誘導尋問になっていないか

これらはすべて、「支援者がやりがちなズレ」を点検するための視点です。


なぜ“具体的な言葉”が危険なのか

支援の場面で、こんな言葉を使っていませんか?

「つまり、○○ってことですよね?」
「それなら、△△した方がいいですね」

一見、親切な言葉です。
しかし、これは誘導です。

具体的な言葉を先に提示すると、
利用者は“自分の言葉”で考える前に、
支援者の言葉に寄せてしまいます。

AUL Care Compassは、
あえて抽象的な問いを返します。

「それは、あなたにとってどんな感覚ですか?」
「もう少し詳しく教えてもらえますか?」

答えを用意しないことが、
内省を深める最短ルートになるからです。


忙しさが“対話の質”を削っていく

現場が忙しいのは事実です。
でも、その忙しさが次の行動を生みます。

・話を最後まで聞かない
・結論を急ぐ
・助言で終わらせる

AUL Care Compassは、
その「急ぎすぎ」を検知します。

「今、答えを出そうとしていませんか?」
「利用者の感情に触れていますか?」

AIが問いを置くことで、
支援者自身が“支援の姿勢”を振り返れるようになります。


AUL Care Compassが目指すもの

このAIは、支援を自動化しません。
支援を代行もしません。

ただ、こう問いかけます。

「その対話は、利用者の内省を支えていますか?」

医療も、介護も、障がい福祉も、
本質は“人の物語を聴くこと”です。

AUL Care Compassは、
その原点を、静かに守るためのツールです。