Digital of eXperience |体験の見える化から、組織は変わる。

観測 → 可視化 → 気づきの蓄積まで。OODAループを基に『AULooda(アウルーダ) 観測エージェント v3.0』を作ってみた

ようやく形になようやく形になった。
AULooda(アウルーダ) 観測エージェント v3.0 は、OODAループを骨格にした「観測のためのツール」だ。

タスク管理でも、業務改善ツールでもない。
ましてや「正解を出すAI」でもない。

このツールがやるのは、
観測 → 可視化 → 気づきの蓄積まで。
判断と決断は、あくまで人が行う。

なぜPDCAではなく、OODAループなのか?

PDCAは「計画」が起点になる。
しかし現場で起きている多くの問題は、そもそも 計画以前の違和感 から始まっている。

  • 何となく詰まっている
  • 誰かが疲弊している
  • 会議が噛み合っていない
  • 仕事は進んでいる“はず”なのに、前に進んでいる感じがしない

こうした状態は、Planを立てても解消しない。

OODAループは順番が違う。

  1. Observe(観測)
  2. Orient(状況把握・意味づけ)
  3. Decide(判断)
  4. Act(行動)

まず観測する。
判断は、その後でいい。

AULooda v3.0 は、この「観測」を仕組み化するためのツールだ。

AULooda 観測エージェント v3.0

AULooda v3.0でやっていること

このツールには、派手な機能はない。

  • 観測テーマ(Plan)
  • 状況整理(Task)
  • 気づきのメモ(Log)

それだけだ。

だが重要なのは、
チーム全員が、同じ観測対象を、同じ画面で見続けられる という点にある。

進捗はKanbanで見える。
ログは時系列で残る。
doingは50%、doneは100%として可視化される。

「誰が正しいか」ではなく、
「いま、何が起きているか」に視線を揃える。

これがOODA的なツール設計だと思っている。

v3.0で一番こだわったこと

それは 企業Workspace内で完結すること

  • DBは企業のスプレッドシート
  • Webアプリも企業所有
  • 初回設定者が管理者として自動確定
  • 外部にデータを出さない

AIツールやSaaSは便利だが、
「誰のデータか」「誰が管理しているか」が曖昧になりがちだ。

AULooda v3.0 は、
配布しても怖くない構成 を最優先にした。

これは技術的な話というより、
現場でツールが“続くかどうか”の問題だと思っている。

このツールを作った理由

正直に言うと、
「DX」や「業務改善」という言葉に疲れていた。

データを集め、KPIを並べ、
結局は現場が消耗するだけ、という場面を何度も見てきた。

足りないのは分析力ではない。
観測の視点 だと思った。

だからAULoodaは、

  • 正解を出さない
  • 評価もしない
  • 管理もしない

ただ、
見るための場 を用意する。

その結果として生まれる気づきや判断は、
人のものとして残ってほしい。

さいごに

AULooda 観測エージェント v3.0 は、
完成した瞬間がゴールではない。

これは「考えるための道具」だ。
使いながら、観測の質が変わっていくこと自体が成果だと思っている。

PDCAが合わないと感じている人、
計画よりも違和感を大切にしたい人には、
一度、OODAの視点でツールを見直してみてほしい。

答えは、最初から用意しなくていい。
まずは、観測するところから。