1. このツールは何か(最初に読むところ)
DXトランザクション診断 PRO版は、
業務を「効率化したか」ではなく、「組織がどんな状態にあるか」を観察するためのツールです。
AIが作った資料を増やし、効率化のためだけのDXではなく
考える時間を取り戻すための DoX(Digital of eXperience)として設計されています。
見るためのツールではありません。
気づくためのツールです。
2. BASIC版との違い(PROで何が増えたか)
| 項目 | BASIC | PRO |
|---|---|---|
| 個別指数(入力) | ○ | ○ |
| 状態ラベル(静・停滞など) | ○ | ○(語彙を深化) |
| 総合指数 | ― | ○ |
| 総合状態 | ― | ○ |
| ズレ検出 | ― | ○ |
| 問いの自動生成 | ― | ○ |
PRO版では、「ズレ」だけを意図的に可視化します。

3. 指数の考え方(重要)
3-1. 3つの指数
| 指数 | 見ているもの | 意味 |
|---|---|---|
| トラフィック指数 | 情報・依頼・判断の流量 | 忙しさ・混雑 |
| ルーティング指数 | 仕事の流れ方 | 遠回り・詰まり |
| 転換指数 | 仕事が成果に変わる度合い | 空回り・摩耗 |
※ 高い・低いは「良い・悪い」ではありません。
4. 状態ラベルについて
指数はそのままでは人は考えません。
そこで 数値 → 言葉 に変換しています。
| 下限値 | 状態ラベル | 状態のイメージ |
|---|---|---|
| 1.0 | 静寂 | 動きが少ない、観察フェーズ |
| 2.0 | 停滞 | 流れていない |
| 3.0 | 揺らぎ | 不安定・変化兆候 |
| 3.5 | 緊張 | 負荷が集中 |
| 4.5 | 重圧 | 破綻リスク |
※ PRO版では「状態の名前」を重視します。
5. 総合指数・総合状態とは
5-1. 総合指数
3つの指数の平均値です。
- 正確さより 全体感 を見るための指標
- 精密分析には使いません
5-2. 総合状態
総合指数を同じルールで状態ラベルに変換したものです。
これは「組織の天気予報」だと思ってください。
6. PRO版の核心:ズレ
6-1. ズレとは何か
- 総合状態と
- 個別(トラフィック/ルーティング/転換)の状態
が 一致していない状態を「ズレ」と呼びます。
ズレは異常ではありません。
兆候です。
7. ズレ詳細の読み方
| 表示例 | 意味 |
|---|---|
| トラフィック | 流量だけが外れている |
| ルーティング | 流し方に問題がある |
| 転換 | 成果化が追いついていない |
| トラフィック / 転換 | 忙しいが成果になっていない |
※ 正解は書かれていません。
8. 「問い」列の役割
PRO版で最も大事な列です。
ここには、
答えではなく問いが自動で表示されます。
例:
- なぜ忙しいのに成果が出ていない?
- 流れは正しいのに、なぜ重い?
会議で使うなら、この列だけ見れば十分です。
9. 使い方のおすすめ(重要)
やらないでほしいこと
- 毎日見る
- 全行チェックする
- 改善アクションを即決する
おすすめの使い方
- 週1回
- ズレがある行だけ
- 10分以内で眺める
最後に
DXは、
見るための道具を増やしました。
DoXは、
考える時間を取り戻します。
このツールは、
そのための「ほどほど」な装置です。
