- 週刊DoX入門|第1話『仕事は流れているようで、止まっている』
- 週刊DoX入門|第2話『観察は分析ではない。まず“見る”ことから始まる。』
- 週刊DoX入門 第3話『観測点は、いくつ要る?』
- 週刊DoX入門 第4話『「念のため」が組織を太らせる』
- 週刊DoX入門 第5話『観測が入ると、会議は短くなる(ただし最初は荒れる)』
仕事の流れを捉えるといっても、
いきなり分析しようとすると、ほぼ失敗する。
なぜか?
人は答えを急ぐ癖があるからだ。
数字にしようとし、
評価しようとし、
改善点を探そうとしてしまう。
でも最初に必要なのは、
結論ではなく、観察。
観察のコツは、とてもシンプル。
「何が流れているのか」を書き出すこと。
メールなのか、データなのか、
指示なのか、確認なのか、
承認なのか、感情なのか。
最初は雑でいい。
矢印も線も歪んでいていい。
綺麗に描こうとするほど、
本質から離れてしまう。
そして次に、1つだけ質問する。
「これは、誰から誰に渡っている?」
これだけで、職場は少し違って見え始める。
複雑だと思っていた仕事が、
実は数本の線で成立していることに気づく。
逆に、
シンプルに見えた業務が、
実はぐるぐる回っているだけだと気づく瞬間もある。
観察すると、
“認識していた仕事”と
“実際に流れている仕事”が違うことがわかる。
それは、最初の驚きだ。
観察とは、
正しい形を描くことじゃない。
「実際に起きていること」を、そのまま見る勇気。
そこからDoX(Digital of eXperience)は始まる。
では──
あなたの職場では、いま何が流れている?
第3話へつづく。
