昨今「医療福祉業界もDXだ!」と煽られているが、現実問題はどうなの?。
補助金、研修、セミナー、オンライン講座——並ぶ言葉は華やかだけど、現場の求人を覗くと、あれ、DX担当ってどこにいるの?と思うほど見当たらない。
求人市場に、DX担当が存在しない矛盾
先日、昔に登録していた介護系エージェント会社から電話があった。
「良い求人出ましたが、興味あります?」
…いや、まず給料だよね。今以上もらえるなら考える。
(ここは現実世界、理想では食べていけない。)
気になって担当者に聞いてみた。
「DXとかAIのサポートを短時間でやる求人ない?
困ってる事業所多いでしょう?」
担当者の返事はシンプル。
「そういう求人は無いですね…。派遣でもいいんですか?」
いやむしろ派遣の方が合ってるよね?と思った。
だって困ってるのは常時じゃなく、必要なときだけなんだから。
※医療介護系エージェントも、DX・AI推進系の求人枠を事業所に提案して、求人出せばいいのにね。
結局、いまだに雇用モデルが昭和のまま
医療・介護の世界では、
- 正社員
- 契約社員
- パート
- 派遣(ほぼ介護職・看護)
この枠しか存在していない。
「DX専門:週1・2時間から可」なんて求人、見たことない。
でも現場の本音はこうじゃないか?
- 「国保連の請求が詰んだ時だけ来てほしい」
- 「ICT機器の設定、定期的に見てほしい」
- 「職員研修の時だけ一緒に座ってほしい」
- 「アプリ導入時の初期設定だけ頼みたい」
フルタイム情シスはいらない。
必要なときだけ、プロが来てほしい。
これ、介護版 タイミー(スポットワーク)が成立する匂いしかしない。
もし自分が経営者だったら。
情シスを常勤で雇う?
いや、雇わない。
だって介護できないし常勤換算にもならない人に多額の固定費は払えない。
(会議福祉の資格と経験があるなら払うけどね笑)
もし私が経営者なら、こうする👇
🔧 ICT/DX・国保連請求サポーター(業務委託/週2〜3日/単発OK)
- 設備トラブル対応
- ICTツール導入支援
- 請求チェック
- 新規サービス導入時のフォロー
- AI活用アドバイザー
- リモートワークOK
→必要な分だけ、必要な時間だけ。
SaaSが「定額から使った分だけへ」変化したように、
働き方も 「雇用からオンデマンド」へ変わるべきじゃないだろうか。
DXが進まない理由は、人材不足じゃない。
人はいる。
でも、雇用の形が追いついていない。
まとめ:DXは働き方改革なしには成立しない
- 人手も人材もいる
しかし
- 現場は困っている
- 求人は存在しない
- 働き方モデルが古いまま
このミスマッチこそ、医療福祉DX最大の課題かもしれない。
最後に一言。
DXより先に、採用DXしない?
求人票が古いままじゃ、
未来の医療福祉なんて作れませんからね。
…さて、誰かスポット依頼くれたら嬉しいな。
(給与交渉はメッセージにて。笑)
