Digital of eXperience |体験の見える化から、組織は変わる。

wordpress用テーマジェネレーター Proを作ってみた

wordpress用テーマジェネレーター Pro

「WordPress テーマ 医療福祉 シンプル」
──検索ボックスにそう打ち込んでは、「うーん、惜しい…」とブラウザを閉じる日々。

配布されているテーマは素晴らしいものがたくさんあります。
でも、「自分の頭の中にあるイメージ」ぴったりのテーマには、なかなか出会えません。

そこで、いっそ自分で作ってしまおうと手を動かした結果、生まれたのが

「wordpress用テーマジェネレーター Pro」

です。


「理想のテーマが見つからない」から始まった

今回のテーマジェネレーターを作った一番の背景は、シンプルです。

  • 医療福祉向けのサイトを作りたい
  • だけど、配布テーマは「ちょっと違う」が多い
  • CSS を触っては崩れ、子テーマを作っては迷子になる

「じゃあ、自分の“ベース型”を用意して、そこから調整してもらう方が早いのでは?」
という発想から、このジェネレーターは生まれました。


reddy.ai みたいな“超絶おしゃれ”ではないけれど

先に言っておきます。

reddy.ai のような、洗練されたデザインではありません。笑

あそこまでの完成度・UI/UX を目指すと、それだけでプロジェクトが終わらなくなります。
今回のコンセプトはもっと割り切っています。

  • ベースは 「シンプルテーマ」一択
  • 余計なアニメーションやギミックは極力削る
  • その代わり、医療福祉サイトに必要な情報ブロックを最初から用意しておく

「とにかく読める・迷わない・落ち着いて見られる」
ここを最優先にしたデザインにしています。


自作テーマだけど、WordPressの“いつもの場所”から触れる

今回のジェネレーターで作るテーマは、いわゆるフル自作テーマですが、

WordPress の「基本設定」や「外観」メニューの流れを崩さない

ことを意識して作っています。

独自メニューを“そっと”足した

完全にオリジナルな設定画面を別に作るのではなく、

  • 「設定」や「外観>カスタマイズ」の流れの中に
    独自のテーマ設定メニューを追加
  • 管理画面から
    • ヘッダー画像
    • ナビゲーションバーの色(例:医療福祉向けのやさしい色合い)
    • 右カラム(サイドバー)の背景色
    • フッターの文言(問い合わせ / プライバシーポリシー など)

といった項目をコードを触らずに変更できるようにしています。

「自作テーマなのに、設定の触り方はいつものWordPressの感覚」
ここが、今回いちばんこだわったところかもしれません。


医療福祉向けに“最初から寄せてある”ベーステーマ

このテーマジェネレーターが吐き出すテーマは、初期状態で

  • 医療・福祉事業所向けのトーン(落ち着いた色、読みやすい文字サイズ)
  • トップページに
    • お知らせ / 更新情報エリア
    • 事業所紹介
    • サービス内容
    • アクセス情報
  • フッターには
    • 事業所名
    • 電話番号
    • お問い合わせ・プライバシーポリシーへのリンク

といった「医療福祉サイトでほぼ毎回使う」構成が、最初から組まれています。

「とりあえずこのままでも公開できるし、細かいところはあとで直せる」

そんなベーステーマを、ジェネレーターで一発生成するイメージです。


ファイルをいじれる人なら、業種は正直なんでもいい

とはいえ、テーマそのものは

  • header.php
  • footer.php
  • index.php
  • functions.php
  • page.php
  • sidebar.php
  • single.php
  • style.css

といった、ごく普通の WordPress テーマ構成です。

つまり、

ファイルのコードをいじれる人は、いくらでも“自社向けのサイト”に変えてOK

ということでもあります。

  • 医療福祉以外の業種向けに色やフォントを変える
  • 固定ページテンプレートを追加して、LP 用レイアウトを作る
  • 事例紹介やブログ一覧の出し方をカスタマイズする

など、**PHPとCSSが触れる人にとっては「カスタマイズ前提の素体」**になります。

医療福祉向けを名乗ってはいますが、
中身はかなり「素直なコード」で書いているので、

業種縛りの強い「テーマ」ではなく、
業種に寄せやすい「ジェネレーター付きフレーム」

くらいに考えてもらえるとちょうどいいかもしれません。


なぜ「Pro」なのか?

最後に、「なぜ名前に Pro をつけたのか?」という話を少し。

  • 派手な機能が山ほどあるわけではない
  • ブロックテーマでもフルサイト編集でもない(現時点では)

それでも Pro と名乗ったのは、

  • 現場の医療福祉サイトを何度も作り直してきた経験値
  • 「利用者・家族・求職者が、実際に見に来る」前提で組んだ導線
  • 「あとでコードを触る人」のことも考えた、素直な設計

こういった、見えにくい部分に“プロっぽさ”を詰め込んだからです。


まとめ:完璧じゃなくていい、でも「使える」テーマを増やしたい

WordPress のテーマ探しは、楽しいけれど、沼でもあります。

  • 「無料でここまでできるのか!」という感動もあれば、
  • 「惜しい…ここのレイアウトだけ変えたい…」という歯がゆさもある

今回の wordpress用テーマジェネレーター Pro は、

「医療福祉向けのシンプルなベースが欲しい」
「コードも触れるから、あとは自分で仕上げたい」

そんな人のための、“ちょうどいい出発点”になればいいなと思っています。

今後は、

  • ブロックエディタとの相性改善
  • 医療福祉ならではのパーツ(採用情報、スタッフ紹介など)のテンプレ化
  • ジェネレーター画面からの細かなカラーパターン切り替え

なども試していく予定です。

「配布テーマが悪い」のではなく、
「現場ごとの事情に合わせた“ベース”が足りないだけ」かもしれません。

その足りない1ピースを、このジェネレーターで埋めていけたら嬉しいです。