介護・障害福祉の現場で必ず降ってくるもの。
それは――計画書の更新期限。
突然、会議当日に気づいて青ざめた経験…ありますよね?
(…え、ない? 僕は何度かありました、ええ。)
高機能なシステムや最新AI。
もちろんそれも魅力的ですが、現場のDXは、まず「忘れない仕組み」から始まります。
それで十分。むしろ、それが一番強い。
今回は、派手さゼロ、即効性100%。
Google Keepで計画書更新を管理する方法を紹介します。
※使うツールは、Google keep、Google to-do、Googleカレンダー
🔧 やることはシンプルすぎる3ステップ
複雑な仕組みは長続きしない。
まずは「誰でもできる DX」から。
やることは、たったこれだけ👇
① メモを作る
タイトル例:
「👤 佐藤あかさ様|計画書更新(1ヶ月前)」
※利用者さんの名前+期日がわかる表記が大事。
あと、絵文字は意外と効果大。
視覚で探しやすくなるのでおすすめ。
② 内容を箇条書き
例:
・モニタリング内容再確認
・前回目標の達成度⚫⚫
・短期目標の修正要否
・担当者コメント依頼
・サービス会議日程調整
この程度でOK。
むしろ、これ以上凝る必要はありません。
Keepは「メモアプリ」なので、考える場所ではなく、思い出すための場所です。
③ リマインダーを設定
- 「1ヶ月前通知」
- 「2週間前再通知」
- 「前日リマインド」
このくらい入れておけば、絶対忘れない。
Google Keepの強みは、
📱スマホ → 通知
💻パソコン → Chromeに表示
どこにいても逃がしてくれません。
(まるで執念深いスケジュール係。ありがたい。)
💡 コツ:メモをカテゴリー化しておく
Keepにはラベル機能があります。
例:
- 「計画書更新」
- 「研修」
- 「提出物」
- 「デイ業務」
- 「訪問業務」
計画書関連のメモだけ見たいとき、
タップひとつで一覧に。
Excelを開くより早い。
システムログインするより圧倒的に早い。
🎯 結論:DXは「デジタル化」ではなく、忘れない工夫
介護DXというと、
- 専用システム
- AI自動作成
- チャットボット
- 音声入力
……など、先進的な話が多いですが、
それらは日常の土台が整ってこそ活きる武器。
まずは、
「やることが漏れない仕組み」
これこそ、現場DXの本質です。
Google Keepで計画書管理。
シンプルだけど、ちゃんと効く。
今日からできる。
そして、慣れると戻れません。
🍀最後に
完璧な仕組みより、
継続できる仕組みをつくること。
それが、現場DXのはじまり。
次回も、「なんちゃってだけど、使えるDX」お届けします。
では、また。
(通知が来る頃、あなたは「あ、やっぱ見て良かった」と思うはず。)
