- 週刊DoX入門|第1話『仕事は流れているようで、止まっている』
- 週刊DoX入門|第2話『観察は分析ではない。まず“見る”ことから始まる。』
- 週刊DoX入門 第3話『観測点は、いくつ要る?』
- 週刊DoX入門 第4話『「念のため」が組織を太らせる』
- 週刊DoX入門 第5話『観測が入ると、会議は短くなる(ただし最初は荒れる)』
仕事って、毎日動いているように見える。
メールが届き、書類が回り、会議が行われ、
承認され、決裁され、また次へ進む。
止まっているようには見えない。
でも──
よく観察すると、ある瞬間から動きが消える。
返信が来ない。
承認待ちが溜まる。
担当者が迷ったまま時が過ぎる。
報告は増えるのに、前には進まない。
まるで、
見えない渋滞が職場の中で起きているようだ。
組織は縦割りで語られることが多い。
- 部署
- 役割
- 人
- プロジェクト
- 管理者と現場
- ツールとルール
だけど、本当は違う。
組織は、
“線”で動いている。
やり取りがあり、受け渡しがあり、
意思決定の経路がある。
流れているものは、文字やデータだけじゃない。
迷い、安心、不満、不明確な指示、
信頼、期待、圧力、保留。
そういう見えないものも一緒に流れている。
そして気づく。
止まっていたのは人じゃない。
流れだ。
では──
その“流れ”は、
どこから来て、どこで詰まっているんだろう?
それを可視化できるようになった時、
組織の見え方は変わる。
ツールではなく、
仕組みでもなく、
まず最初に見るべきもの。
止まっていたのは人じゃない。
流れだ。
では──
あなたなら、どうやって、その流れを観察する?
第2話につづく。
