概要
令和7(2025)年5月審査分~令和8(2026)年4月審査分の介護サービスの保険給付額は、月平均で881,495百万円(約8,815億円)、12か月の累計(各月の合計)で10,577,938百万円です。月別の総数は、令和7年5月の860,385百万円から令和8年4月の897,890百万円へ4.4%増え、最も多い月は令和7年11月(907,734百万円)、最も少ない月は令和8年3月(827,304百万円)です。
主要ポイント
- 規模と区分の構成:12か月累計10,577,938百万円の内訳は、要介護1が15.5%、要介護2が18.5%、要介護3が22.4%、要介護4が25.6%、要介護5が18.0%です。区分の割合を足しても100%にならないのは、表の注記のとおり、月の途中で状態区分が変わった人が総数に含まれ、内訳には含まれないためです。
- 月別の推移:総数は令和7年5月から令和8年4月までに+4.4%変化しました。前月より増えた月は、11回の変化のうち6回です。区分別の変化は、要介護1は+4.3%、要介護2は+4.2%、要介護3は+4.2%、要介護4は+5.1%、要介護5は+3.7%です。
- 年齢構成:累計に占める割合が最も大きい年齢階級は85~89歳(24.8%)、65歳以上は98.4%、75歳以上は91.3%です。
- サービス別の利用割合:総数に対する利用割合が高いサービスは、介護福祉施設サービス(18.5%)、介護保健施設サービス(11.8%)、通所介護(11.4%)です。同じ人が複数のサービスを使うため、サービス別の割合を足しても100%にはなりません。
- サービス別の伸び:主要サービスのうち、令和7年5月から令和8年4月までの増加率が最も大きいのは訪問看護(+8.3%)、最も小さいのは地域密着型通所介護(+0.4%)です。
- データの確かさ:累計と、12か月の合計を2,253セルで照合し、すべてが表示の丸めの範囲に収まりました(最大の差は5百万円)。年齢階級別の合計も総数と一致します(差は最大1百万円)。
この表は何を表しているか
「統計表第12表 保険給付額,月・年齢階級・介護サービス種類・要介護状態区分別」は、厚生労働省「介護給付費等実態統計」(令和7(2025)年5月審査分~令和8(2026)年4月審査分)の統計表です。 全国の介護サービスの保険給付額を、月(審査月)・年齢階級・サービスの種類・状態区分別に示しています。単位は百万円です。
審査月とは、国民健康保険団体連合会が介護給付費の請求を審査した月です。累計は、5月審査分から翌年4月審査分までの12か月の合計です。
- 注: 月の途中で要介護から要支援に変更となった者は、総数に含み内訳には含まない。
月別の推移
総数と状態区分ごとの、審査月別の保険給付額です。折れ線の縦軸は、区分ごとの最小〜最大の範囲に合わせています(区分どうしの高さは比べられません)。
| 審査月 | 総数 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 | 総数の前月比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年5月 | 860,385 | 134,249 | 159,592 | 193,176 | 218,857 | 154,506 | ― |
| 令和7年6月 | 894,890 | 138,681 | 165,527 | 201,391 | 228,437 | 160,849 | +4.0 |
| 令和7年7月 | 872,632 | 135,229 | 161,390 | 196,009 | 222,970 | 157,028 | -2.5 |
| 令和7年8月 | 902,131 | 140,839 | 167,022 | 202,325 | 230,162 | 161,777 | +3.4 |
| 令和7年9月 | 881,749 | 135,797 | 162,234 | 198,005 | 226,459 | 159,250 | -2.3 |
| 令和7年10月 | 886,166 | 138,174 | 164,151 | 198,666 | 226,200 | 158,969 | +0.5 |
| 令和7年11月 | 907,734 | 141,797 | 168,102 | 203,406 | 231,579 | 162,844 | +2.4 |
| 令和7年12月 | 871,991 | 134,566 | 160,660 | 195,574 | 223,662 | 157,523 | -3.9 |
| 令和8年1月 | 896,142 | 138,967 | 165,500 | 200,851 | 229,615 | 161,204 | +2.8 |
| 令和8年2月 | 878,924 | 134,870 | 161,110 | 197,383 | 226,851 | 158,704 | -1.9 |
| 令和8年3月 | 827,304 | 129,786 | 154,446 | 185,064 | 210,658 | 147,347 | -5.9 |
| 令和8年4月 | 897,890 | 139,969 | 166,281 | 201,274 | 230,126 | 160,233 | +8.5 |
| 12か月累計 | 10,577,938 | 1,642,923 | 1,956,016 | 2,373,124 | 2,705,575 | 1,900,233 | ― |
年齢階級別の構成
12か月累計の年齢階級別の内訳です。右側の列は、各年齢階級の中での状態区分の割合を示します。
| 年齢階級 | 累計(百万円) | 累計に占める割合(%) | 要介護1の割合(%) | 要介護2の割合(%) | 要介護3の割合(%) | 要介護4の割合(%) | 要介護5の割合(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 40~64歳 | 166,071 | 1.6 | 9.5 | 19.2 | 20.1 | 22.8 | 28.4 |
| 65~69歳 | 240,547 | 2.3 | 12.8 | 19.2 | 21.1 | 23.3 | 23.6 |
| 70~74歳 | 512,995 | 4.8 | 14.3 | 19.3 | 21.2 | 24.1 | 21.1 |
| 75~79歳 | 1,102,521 | 10.4 | 15.9 | 19.1 | 21.6 | 23.8 | 19.6 |
| 80~84歳 | 1,821,463 | 17.2 | 18.3 | 19.4 | 21.8 | 23.3 | 17.3 |
| 85~89歳 | 2,627,925 | 24.8 | 17.9 | 19.4 | 22.5 | 24.1 | 16.2 |
| 90~94歳 | 2,624,922 | 24.8 | 15.1 | 18.5 | 23.2 | 26.6 | 16.7 |
| 95歳以上 | 1,481,495 | 14.0 | 10.0 | 15.0 | 23.3 | 31.8 | 19.7 |
サービス別の利用割合と推移
全国・全年齢の累計で、各サービスが総数に対してどれだけ使われているか(利用割合)と、令和7年5月から令和8年4月までの変化です。 同じ人が複数のサービスを使うため、割合を足し上げることはできません。小さい値のサービスは、百万円単位の丸めの影響が大きいため、変化率を示していません。
| サービス | 累計(百万円) | 総数に対する利用割合(%) | 令和7年5月→令和8年4月の変化(%) |
|---|---|---|---|
| 【大区分】居宅サービス | 4,751,868 | 44.9 | ― |
| 【大区分】居宅介護支援 | 559,794 | 5.3 | ― |
| 【大区分】地域密着型サービス | 1,832,362 | 17.3 | ― |
| 【大区分】施設サービス | 3,433,914 | 32.5 | ― |
| 介護福祉施設サービス | 1,958,106 | 18.5 | +4.7 |
| 介護保健施設サービス | 1,244,834 | 11.8 | +4.2 |
| 通所介護 | 1,205,311 | 11.4 | +1.7 |
| 訪問介護 | 1,126,773 | 10.7 | +8.3 |
| 認知症対応型共同生活介護(短期利用以外) | 701,926 | 6.6 | +4.0 |
| 特定施設入居者生活介護(短期利用以外) | 624,462 | 5.9 | +6.4 |
| 居宅介護支援 | 559,794 | 5.3 | +2.3 |
| 短期入所生活介護 | 380,942 | 3.6 | +4.5 |
| 訪問看護 | 379,303 | 3.6 | +8.3 |
| 地域密着型通所介護 | 375,803 | 3.6 | +0.4 |
データの出典と読み方の注意
- 出典:e-Stat「介護給付費等実態統計」統計表第12表 保険給付額,月・年齢階級・介護サービス種類・要介護状態区分別(令和7(2025)年5月審査分~令和8(2026)年4月審査分、累計ファイル mr_12.csv と月別12ファイル)。
- 累計の意味:累計は各審査月の値の合計で、12か月の合計値です。
- サービス別の値:同じ人が複数のサービスを使うため、サービス別の人数の合計は総数になりません。大区分と個別サービスは重なりを含むので、足し上げないでください。
- 丸め:値は百万円単位で整数で表示されています。累計と12か月の合計の差は、この丸めによるものです。
- 増減の読み方:12か月のうちの推移であり、季節性や制度の変更の影響を区別したものではありません。
- 本結果は集計値であり、個別の事業所や地域の状況を直接示すものではありません。数値の単純比較で、統計的な有意性の検定は行っていません。
生成日時: 2026-10-10 16:58