エグゼクティブサマリー
第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満-

エグゼクティブサマリー

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -65歳以上70歳未満-

出典:04-1-1t_65歳以上70歳未満.xlsx 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)
生成日時:2026-09-09 16:46

概要

本サマリーは、04-1-1t_65歳以上70歳未満.xlsx(第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在))をもとにした分析である。

実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。


主要ポイント

1. 実数が多い地域(第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1)

  • データ:上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。
  • 示唆:ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。

2. 実数と人口比で評価が変わる地域

  • データ:「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと19位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。
  • 示唆:実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。

3. 人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「沖縄県」の8.2(全国平均の1.47倍)、最も少ないのは「長野県」の3.7です。
  • 示唆:同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。

4. 地域差の大きさ

  • データ:第1号被保険者1,000人あたりの最大(沖縄県)と最小(長野県)の差は2.22倍です。
  • 示唆:全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。

5. データ品質

  • データ:全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。
  • 示唆:欠損は限定的でデータ品質は良好です。

注記

  • 本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
  • 解析行数: 48行(明細: 0行)
  • ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。

実数47位の鳥取県は、人口で揃えると19位|要介護(要支援)認定者数 男女計(第1号被保険者 65歳以上70歳未満)を都道府県で比べる

はじめに

「うちの県は、全国と比べて多いのか少ないのか」

介護のデータを見ていると、この問いに行き当たります。ところが都道府県別の統計をそのまま眺めても、上位に並ぶのは決まって東京・大阪・神奈川といった大きな都府県です。

当然です。人口が多ければ、人数も多くなります。この並び順は「人口の多さ」を見ているだけで、地域の実態を比べたことにはなっていません。

そこで今回は、第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在)のデータを、人口(第1号被保険者数)で揃えて比べ直しました。


まず、実数で並べるとこうなる

都道府県第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 合計(人)
東京都19,706
大阪府17,321
神奈川県13,358
埼玉県10,305
北海道10,012

見慣れた顔ぶれです。ですが、ここから読み取れるのは「人口の多い地域は人数も多い」という、ほぼ当たり前の事実だけです。


人口で揃えると、順位が入れ替わる

たとえば鳥取県。実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと19位まで上がります(5.4/全国平均5.6)。

人口が多いぶん人数も多かっただけで、人口あたりで見ると全国の中では控えめ、というケースです。逆に、人数は少なくても人口比では上位に来る県もあります。

第1号被保険者1,000人あたりで並べ直すと、上位はこうなります。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数での順位
沖縄県8.22,90220位
大阪府7.417,3212位
福島県6.43,78015位
東京都6.219,7061位
北海道6.010,0125位

全国平均は5.6です。

一方、少ない側は次のとおりです。

都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)
長野県3.72,404
山梨県3.9990
福井県4.2979
山形県4.41,572
石川県4.41,480

地域差は、思っているより大きい

最も多い沖縄県(8.2)と、最も少ない長野県(3.7)の差は、2.22倍です。

同じ人口規模で比べても、地域によってこれだけ違います。つまり、全国平均をそのまま自分の地域の目安に使うと、その分だけ実態からずれます。


都道府県別ランキング(全47都道府県)

上位・下位だけでなく、すべての都道府県の位置づけを載せます。自分の地域を探して、何位かを確かめてください。

第1号被保険者1,000人あたり順位都道府県第1号被保険者1,000人あたり実数(人)実数の順位
1位沖縄県8.22,90220位
2位大阪府7.417,3212位
3位福島県6.43,78015位
4位東京都6.219,7061位
5位北海道6.010,0125位
6位宮城県6.03,91814位
7位岩手県5.92,39729位
8位青森県5.92,46326位
9位和歌山県5.91,78934位
10位兵庫県5.99,2727位
11位京都府5.84,28012位
12位愛媛県5.72,51425位
13位岡山県5.73,23417位
14位神奈川県5.713,3583位
15位福岡県5.68,0649位
16位長崎県5.62,46327位
17位秋田県5.61,97432位
18位鹿児島県5.52,85821位
19位鳥取県5.495247位
20位千葉県5.39,2398位
21位群馬県5.33,06318位
22位三重県5.22,76923位
23位新潟県5.23,72416位
24位愛知県5.29,9096位
25位栃木県5.22,98219位
26位奈良県5.22,19430位
27位埼玉県5.210,3054位
28位徳島県5.21,25341位
29位熊本県5.12,83922位
30位茨城県5.14,37511位
31位高知県5.01,20543位
32位広島県5.04,06113位
33位佐賀県4.91,23642位
34位香川県4.91,48139位
35位静岡県4.95,42010位
36位島根県4.81,08744位
37位宮崎県4.81,68935位
38位滋賀県4.71,80533位
39位富山県4.61,52638位
40位山口県4.52,03231位
41位岐阜県4.52,69524位
42位大分県4.51,66736位
43位石川県4.41,48040位
44位山形県4.41,57237位
45位福井県4.297946位
46位山梨県3.999045位
47位長野県3.72,40428位

この数字を、どう使うか

自治体・保険者の担当者の方へ

まず、自分の地域の値を人口で割って、この表のどのあたりに位置するかを確かめてください。全国平均より高いのか低いのか、そしてどれくらい離れているのか。

そのうえで、近い水準の地域を数県ピックアップして、サービス整備の状況や高齢化率と突き合わせると、差がどこから来ているのかが見えてきます。全国平均との比較だけでは、「多い/少ない」で止まってしまい、次の一手につながりません。

ケアマネジャー・事業者の方へ

この数字は、地域ごとの「支援を必要とする人の密度」の目安になります。人口比で高い地域は、限られた資源に対して需要が集中しやすいことを意味します。

自分の地域が上位側なら、事業所間の連携や優先順位づけがより重要になります。下位側なら、まだ掘り起こされていないニーズがある可能性も含めて見ておく価値があります。


まとめ

  • 実数の上位は人口規模を映したもので、それだけでは地域の比較になりません
  • 人口で揃えると、第1号被保険者1,000人あたりの最多は沖縄県(8.2)、全国平均は5.6
  • 鳥取県のように、実数47位・人口比19位と評価が変わる地域があります
  • 最大と最小の開きは2.22倍。全国平均を目安にする際は、この幅を織り込む必要があります

数字そのものより、「自分の地域はどちら側なのか」を確かめることが出発点になります。


生成日時: 2026-09-09 16:46

介護サービス利用状況データを読む 第1号被保険者 -65歳以上70歳未満-
実数では「大阪府」が最多ですが、比較すべきは人口を揃えた比率です。自地域が全国平均のどちら側にあるかを確認し、全国平均ではなく水準の近い地域を計画の参照先にしてください。

主要指標(第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1上位3項目)

大阪府
2,924
人
東京都
2,902
人
兵庫県
1,849
人

上位サービス利用規模(第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1・人)

上位3項目の区分別比較

分析インサイト

実数が多い地域(第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1)
上位3項目は「大阪府」、「東京都」、「兵庫県」です。 ただし実数の多さは人口規模の大きさを映している面が大きく、これだけでは地域の実態を比べたことになりません。人口を揃えた比率で見る必要があります。
実数と人口比で評価が変わる地域
「鳥取県」は実数では47位ですが、第1号被保険者1,000人あたりに直すと19位です。人口規模を揃えると、実数の順位より高く位置づけられます。 実数のランキングは人口規模の大きさを映しているだけの場合があります。自地域と他地域を比べるときは、人口を揃えた比率で見ないと実態を読み違えます。
人口比で見た上位・下位(第1号被保険者1,000人あたり)
第1号被保険者1,000人あたりで最も多いのは「沖縄県」の8.2(全国平均の1.47倍)、最も少ないのは「長野県」の3.7です。 同じ人口規模あたりで見ても地域によって差があります。自地域が上位側か下位側かによって、必要なサービス量や整備の優先度の見立ては変わります。
地域差の大きさ
第1号被保険者1,000人あたりの最大(沖縄県)と最小(長野県)の差は2.22倍です。 全国平均をそのまま自地域の目安に使うと、この差の分だけ実態からずれます。計画値の根拠には、全国平均ではなく近い水準の地域の数字を参照する方が妥当です。
データ品質
全48行を解析しました。欠損セル数は0件です。 欠損は限定的でデータ品質は良好です。

上位10項目(第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1順)

項目第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援1
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要支援2
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要介護1
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要介護2
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要介護3
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要介護4
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 要介護5
人
第1号被保険者 -65歳以上70歳未満- / 合計
人
大阪府2,9242,5272,4033,1962,2022,0592,01017,321
東京都2,9022,9333,6373,7282,3122,1832,01119,706
兵庫県1,8491,9241,4431,3669569308049,272
北海道1,7401,7742,1361,6891,00687779010,012
神奈川県1,6452,1272,2032,6821,8021,6601,23913,358
愛知県1,5372,0651,1831,6411,2631,1781,0429,909
福岡県1,2931,5011,3561,4119548816688,064
埼玉県1,2571,2742,2401,9181,3571,2291,03010,305
千葉県1,1221,3301,8361,6891,2741,1068829,239
広島県749-------

出典: 第4-1-1表 都道府県別 要介護(要支援)認定者数 男女計 -総数- (年度末現在) 原表: 04-1-1t_65歳以上70歳未満.xlsx
※本結果は集計値であり、個別施設・地域の状況を直接示すものではありません。
※解析行数: 48行(明細: 0行)
※ランキングは数値の単純比較であり、統計的有意性の検定は行っていません。