通所介護及び地域密着型通所介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第46表.xls」
対象:通所介護及び地域密着型通所介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:750件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第46表.xls」(令和6年度決算)に基づき、通所介護及び地域密着型通所介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で7.0ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.9%で最も高く、その他が3.9%で最も低く、その差は7.0ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは1級地(5,495,061円/月)ですが、収支差率が最も高いのは3級地(10.9%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で9.0ポイントの差。給与費比率はその他が64.0%、3級地が55.0%で、9.0ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は3級地の10.9%からその他の3.9%まで7.0ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で7.0ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、3級地が10.9%で最も高く、その他が3.9%で最も低く、その差は7.0ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 3級地 | 10.9% |
| 4級地 | 9.1% |
| 1級地 | 7.9% |
| 6級地 | 7.8% |
| 7級地 | 7.1% |
| 2級地 | 7.0% |
| 5級地 | 6.2% |
| その他 | 3.9% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 5,495,061 | 5,063,366 | 431,695 | 7.9% |
| 2級地 | 4,140,900 | 3,851,574 | 289,327 | 7.0% |
| 3級地 | 5,223,765 | 4,655,089 | 568,676 | 10.9% |
| 4級地 | 4,368,179 | 3,970,271 | 397,908 | 9.1% |
| 5級地 | 4,851,311 | 4,548,500 | 302,811 | 6.2% |
| 6級地 | 4,765,254 | 4,395,067 | 370,186 | 7.8% |
| 7級地 | 4,831,576 | 4,487,586 | 343,990 | 7.1% |
| その他 | 4,303,680 | 4,137,129 | 166,551 | 3.9% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 60.4% |
| 2級地 | 58.8% |
| 3級地 | 55.0% |
| 4級地 | 59.3% |
| 5級地 | 62.4% |
| 6級地 | 61.3% |
| 7級地 | 59.5% |
| その他 | 64.0% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:11