看護小規模多機能型居宅介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第45表.xls」
対象:看護小規模多機能型居宅介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:404件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第45表.xls」(令和6年度決算)に基づき、看護小規模多機能型居宅介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で11.3ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、4級地が11.7%で最も高く、1級地が0.4%で最も低く、その差は11.3ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは6級地(8,683,651円/月)ですが、収支差率が最も高いのは4級地(11.7%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で11.6ポイントの差。給与費比率は1級地が73.4%、6級地が61.8%で、11.6ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は4級地の11.7%から1級地の0.4%まで11.3ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で11.3ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、4級地が11.7%で最も高く、1級地が0.4%で最も低く、その差は11.3ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 4級地 | 11.7% |
| 6級地 | 8.2% |
| 3級地 | 8.0% |
| その他 | 7.3% |
| 7級地 | 5.5% |
| 5級地 | 5.3% |
| 2級地 | 3.4% |
| 1級地 | 0.4% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 7,914,285 | 7,881,575 | 32,710 | 0.4% |
| 2級地 | 8,092,557 | 7,819,768 | 272,789 | 3.4% |
| 3級地 | 8,433,531 | 7,761,943 | 671,588 | 8.0% |
| 4級地 | 8,672,618 | 7,656,277 | 1,016,341 | 11.7% |
| 5級地 | 7,818,998 | 7,406,352 | 412,646 | 5.3% |
| 6級地 | 8,683,651 | 7,973,071 | 710,580 | 8.2% |
| 7級地 | 7,524,221 | 7,110,884 | 413,338 | 5.5% |
| その他 | 7,772,281 | 7,207,387 | 564,894 | 7.3% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 73.4% |
| 2級地 | 71.7% |
| 3級地 | 68.1% |
| 4級地 | 64.5% |
| 5級地 | 68.0% |
| 6級地 | 61.8% |
| 7級地 | 64.6% |
| その他 | 67.9% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:11