地域密着型介護老人福祉施設経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第44表.xls」
対象:地域密着型介護老人福祉施設/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:465件(1級地, 2級地は非該当・秘匿のため除外)
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第44表.xls」(令和6年度決算)に基づき、地域密着型介護老人福祉施設1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で3.9ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、4級地が5.4%で最も高く、その他が1.5%で最も低く、その差は3.9ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは3級地(13,098,533円/月)ですが、収支差率が最も高いのは4級地(5.4%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で6.4ポイントの差。給与費比率は6級地が66.1%、4級地が59.7%で、6.4ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は4級地の5.4%からその他の1.5%まで3.9ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で3.9ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、4級地が5.4%で最も高く、その他が1.5%で最も低く、その差は3.9ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 4級地 | 5.4% |
| 7級地 | 3.0% |
| 5級地 | 2.5% |
| 6級地 | 2.3% |
| 3級地 | 2.2% |
| その他 | 1.5% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 3級地 | 13,098,533 | 12,805,881 | 292,652 | 2.2% |
| 4級地 | 12,468,604 | 11,792,203 | 676,401 | 5.4% |
| 5級地 | 12,809,397 | 12,486,639 | 322,757 | 2.5% |
| 6級地 | 11,730,329 | 11,457,781 | 272,547 | 2.3% |
| 7級地 | 11,754,637 | 11,397,417 | 357,220 | 3.0% |
| その他 | 11,490,023 | 11,312,815 | 177,208 | 1.5% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 3級地 | 61.8% |
| 4級地 | 59.7% |
| 5級地 | 62.9% |
| 6級地 | 66.1% |
| 7級地 | 61.5% |
| その他 | 65.2% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
- サンプル数が少ない等の理由で 1級地, 2級地 は非該当・秘匿となり、比較から除外しています。
生成日時: 2026-07-20 17:11