地域密着型通所介護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第39表.xls」
対象:地域密着型通所介護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:317件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第39表.xls」(令和6年度決算)に基づき、地域密着型通所介護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で8.5ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、3級地が11.7%で最も高く、5級地が3.2%で最も低く、その差は8.5ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは1級地(4,202,414円/月)ですが、収支差率が最も高いのは3級地(11.7%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で7.4ポイントの差。給与費比率はその他が66.1%、2級地が58.7%で、7.4ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は3級地の11.7%から5級地の3.2%まで8.5ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で8.5ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、3級地が11.7%で最も高く、5級地が3.2%で最も低く、その差は8.5ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 3級地 | 11.7% |
| 2級地 | 11.3% |
| 6級地 | 8.4% |
| 7級地 | 7.7% |
| 1級地 | 7.0% |
| 4級地 | 6.5% |
| その他 | 3.6% |
| 5級地 | 3.2% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 4,202,414 | 3,909,623 | 292,791 | 7.0% |
| 2級地 | 2,698,409 | 2,392,478 | 305,931 | 11.3% |
| 3級地 | 2,987,095 | 2,636,564 | 350,530 | 11.7% |
| 4級地 | 2,461,927 | 2,301,226 | 160,701 | 6.5% |
| 5級地 | 2,583,535 | 2,499,673 | 83,863 | 3.2% |
| 6級地 | 2,651,231 | 2,427,810 | 223,422 | 8.4% |
| 7級地 | 2,682,376 | 2,475,472 | 206,904 | 7.7% |
| その他 | 2,579,189 | 2,487,138 | 92,052 | 3.6% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 61.9% |
| 2級地 | 58.7% |
| 3級地 | 59.4% |
| 4級地 | 59.8% |
| 5級地 | 65.4% |
| 6級地 | 61.8% |
| 7級地 | 62.2% |
| その他 | 66.1% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10