定期巡回・随時対応型訪問介護看護経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第37表.xls」
対象:定期巡回・随時対応型訪問介護看護/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:427件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第37表.xls」(令和6年度決算)に基づき、定期巡回・随時対応型訪問介護看護1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で35.3ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、7級地が17.0%で最も高く、2級地が-18.3%で最も低く、その差は35.3ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 収入規模の大きい地域区分が収支差率でも上位。収入が最も大きい7級地(8,193,246円/月)が、収支差率でも17.0%と最も高くなっています。 規模が一定程度収益性に寄与していますが、費用増で優位が縮小し得る点は要確認です。
- 給与費比率は地域区分で20.8ポイントの差。給与費比率は2級地が85.4%、4級地が64.6%で、20.8ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は7級地の17.0%から2級地の-18.3%まで35.3ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で35.3ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、7級地が17.0%で最も高く、2級地が-18.3%で最も低く、その差は35.3ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 7級地 | 17.0% |
| その他 | 15.7% |
| 5級地 | 14.0% |
| 6級地 | 12.1% |
| 1級地 | 11.8% |
| 4級地 | 8.7% |
| 3級地 | 5.9% |
| 2級地 | -18.3% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 3,666,852 | 3,233,143 | 433,708 | 11.8% |
| 2級地 | 3,680,635 | 4,353,295 | -672,660 | -18.3% |
| 3級地 | 5,378,349 | 5,059,166 | 319,183 | 5.9% |
| 4級地 | 3,748,042 | 3,423,195 | 324,847 | 8.7% |
| 5級地 | 5,791,396 | 4,977,975 | 813,421 | 14.0% |
| 6級地 | 5,038,436 | 4,429,674 | 608,762 | 12.1% |
| 7級地 | 8,193,246 | 6,803,478 | 1,389,769 | 17.0% |
| その他 | 6,937,700 | 5,850,208 | 1,087,493 | 15.7% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 74.7% |
| 2級地 | 85.4% |
| 3級地 | 74.4% |
| 4級地 | 64.6% |
| 5級地 | 74.2% |
| 6級地 | 73.9% |
| 7級地 | 73.9% |
| その他 | 72.5% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10