居宅介護支援経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第36表.xls」
対象:居宅介護支援/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:507件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第36表.xls」(令和6年度決算)に基づき、居宅介護支援1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で3.5ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、4級地が8.0%で最も高く、5級地が4.5%で最も低く、その差は3.5ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは1級地(1,712,046円/月)ですが、収支差率が最も高いのは4級地(8.0%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で3.6ポイントの差。給与費比率は2級地が77.2%、4級地が73.6%で、3.6ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は4級地の8.0%から5級地の4.5%まで3.5ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で3.5ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、4級地が8.0%で最も高く、5級地が4.5%で最も低く、その差は3.5ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 4級地 | 8.0% |
| 3級地 | 7.9% |
| その他 | 6.6% |
| 2級地 | 6.1% |
| 6級地 | 6.1% |
| 7級地 | 5.9% |
| 1級地 | 5.6% |
| 5級地 | 4.5% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 1,712,046 | 1,616,711 | 95,335 | 5.6% |
| 2級地 | 1,466,523 | 1,376,550 | 89,973 | 6.1% |
| 3級地 | 1,604,964 | 1,477,929 | 127,035 | 7.9% |
| 4級地 | 1,362,328 | 1,253,227 | 109,101 | 8.0% |
| 5級地 | 1,627,787 | 1,554,629 | 73,158 | 4.5% |
| 6級地 | 1,455,834 | 1,366,495 | 89,339 | 6.1% |
| 7級地 | 1,485,602 | 1,397,928 | 87,675 | 5.9% |
| その他 | 1,251,191 | 1,168,440 | 82,751 | 6.6% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 75.1% |
| 2級地 | 77.2% |
| 3級地 | 75.0% |
| 4級地 | 73.6% |
| 5級地 | 77.2% |
| 6級地 | 75.0% |
| 7級地 | 77.1% |
| その他 | 76.6% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 17:10