福祉用具貸与経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第35表.xls」
対象:福祉用具貸与/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:129件(5級地は非該当・秘匿のため除外)
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第35表.xls」(令和6年度決算)に基づき、福祉用具貸与1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で11.7ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、7級地が11.0%で最も高く、6級地が-0.7%で最も低く、その差は11.7ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 収入規模の大きい地域区分が収支差率でも上位。収入が最も大きい7級地(8,026,524円/月)が、収支差率でも11.0%と最も高くなっています。 規模が一定程度収益性に寄与していますが、費用増で優位が縮小し得る点は要確認です。
- 給与費比率は地域区分で13.7ポイントの差。給与費比率は6級地が38.5%、1級地が24.8%で、13.7ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は7級地の11.0%から6級地の-0.7%まで11.7ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で11.7ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、7級地が11.0%で最も高く、6級地が-0.7%で最も低く、その差は11.7ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 7級地 | 11.0% |
| その他 | 9.0% |
| 1級地 | 6.8% |
| 2級地 | 6.5% |
| 3級地 | 5.0% |
| 4級地 | -0.1% |
| 6級地 | -0.7% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 7,252,690 | 6,760,239 | 492,451 | 6.8% |
| 2級地 | 6,449,616 | 6,030,707 | 418,910 | 6.5% |
| 3級地 | 5,676,885 | 5,395,028 | 281,857 | 5.0% |
| 4級地 | 5,981,975 | 5,988,317 | -6,342 | -0.1% |
| 6級地 | 6,859,933 | 6,910,701 | -50,768 | -0.7% |
| 7級地 | 8,026,524 | 7,139,906 | 886,618 | 11.0% |
| その他 | 5,981,933 | 5,441,985 | 539,948 | 9.0% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 24.8% |
| 2級地 | 24.8% |
| 3級地 | 35.2% |
| 4級地 | 30.2% |
| 6級地 | 38.5% |
| 7級地 | 31.9% |
| その他 | 32.1% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
- サンプル数が少ない等の理由で 5級地 は非該当・秘匿となり、比較から除外しています。
生成日時: 2026-07-20 17:10