介護老人保健施設経営分析レポート(地域区分別)
令和6年度決算・級地別の収支比較
出典:厚生労働省「第25表.xls」
対象:介護老人保健施設/1施設・事業所当たり・地域区分別
単位:特記なき金額は 月額(決算額÷12)・円。比率は%。
有効回答数:475件
エグゼクティブサマリー
本レポートは、厚生労働省「第25表.xls」(令和6年度決算)に基づき、介護老人保健施設1施設当たりの経営指標を地域区分別に比較したものである。読み取れる構造は次の点に集約される。
- 収支差率は地域区分で4.7ポイントの開き。令和6年度決算の収支差率は、2級地が2.2%で最も高く、4級地が-2.5%で最も低く、その差は4.7ポイントです。 同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
- 事業規模の大きさは収益性に直結していない。収入が最も大きいのは1級地(49,776,788円/月)ですが、収支差率が最も高いのは2級地(2.2%)で、規模と収益性は一致していません。 規模の大きさだけでは収支の余裕度を判断できません。費用構造を地域区分ごとに確認してください。
- 給与費比率は地域区分で4.8ポイントの差。給与費比率はその他が65.5%、1級地が60.7%で、4.8ポイントの差があります。 人件費水準の地域差が収支に影響します。給与費比率だけでなく、配置や加算取得と合わせて地域区分ごとに確認してください。
令和6年度決算の地域区分別データでは、収支差率は2級地の2.2%から4級地の-2.5%まで4.7ポイントの幅があります。自施設の級地に対応する区分を基準に、収入・費用・補助金を分けて確認してください。
1. 収支差率は地域区分で4.7ポイントの開き
令和6年度決算の収支差率は、2級地が2.2%で最も高く、4級地が-2.5%で最も低く、その差は4.7ポイントです。
| 地域区分 | 収支差率 |
|---|---|
| 2級地 | 2.2% |
| 3級地 | 2.0% |
| 7級地 | 2.0% |
| 6級地 | 1.4% |
| 1級地 | 0.6% |
| その他 | 0.4% |
| 5級地 | -2.2% |
| 4級地 | -2.5% |
同じサービスでも地域区分によって収支構造が異なります。自施設の級地に対応する区分を基準に確認することが重要です。
2. 級地別の収入・支出・差引
| 地域区分 | 収入 | 支出 | 差引 | 差引比率 |
|---|---|---|---|---|
| 1級地 | 49,776,788 | 49,458,945 | 317,844 | 0.6% |
| 2級地 | 48,640,518 | 47,552,276 | 1,088,242 | 2.2% |
| 3級地 | 44,842,806 | 43,963,455 | 879,351 | 2.0% |
| 4級地 | 43,164,878 | 44,241,692 | -1,076,814 | -2.5% |
| 5級地 | 42,055,980 | 43,000,737 | -944,757 | -2.2% |
| 6級地 | 39,382,121 | 38,845,755 | 536,366 | 1.4% |
| 7級地 | 39,181,773 | 38,414,470 | 767,303 | 2.0% |
| その他 | 33,093,119 | 32,973,439 | 119,680 | 0.4% |
3. 給与費比率の地域差
| 地域区分 | 給与費比率 |
|---|---|
| 1級地 | 60.7% |
| 2級地 | 64.0% |
| 3級地 | 64.7% |
| 4級地 | 64.7% |
| 5級地 | 65.2% |
| 6級地 | 61.2% |
| 7級地 | 63.4% |
| その他 | 65.5% |
注意点
- 本結果は回答施設の集計平均であり、個別施設の経営状態を直接示すものではありません。
- 各金額は決算額を12で除した月額で、表章単位未満の丸めにより内訳が一致しない場合があります。
- 級地はサービス提供地域の人件費水準等に基づく区分であり、地域間の単純比較には各区分固有の事情の確認が必要です。
生成日時: 2026-07-20 05:33